東急不動産ホールディングスが、同社グループが運営する「東急プラザ銀座」を売却することを発表した。これに伴い同社は2023年3月期連結決算で211億円の特別損失を計上する。譲渡先は三井住友トラスト・パナソニックファイナンス。同施設の名称は今後も東急プラザ銀座のまま変わらず、東急不動産が運営を続けるという。
売却は、同社が長期経営方針の中で掲げている事業ポートフォリオマネジメントや資産ポートフォリオ入れ替えの推進等により、効率性向上を図る動きの一環として実施。「中期経営計画2025」内で掲げる「アフターコロナの再成長に向けた稼ぐ力と効率性の向上」を目指し、利益成長と効率性向上を図っていくとしている。
東急プラザ銀座は、銀座・数寄屋橋交差点の一角に2016年3月31日に開業。オープン当初は、新業態や日本初上陸のテナントを多く揃えた。
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。