ヘンリー王子夫妻、国王の戴冠式に招待される 英国滞在時はフロッグモア・コテージの使用も許可

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2023年03月07日 09:41  Techinsight Japan

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ヘンリー王子夫妻の出欠については発表されず(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年10月15日付Instagram「This evening
ヘンリー王子とメーガン妃が、今年5月に行われるチャールズ国王の戴冠式に正式に招待された。夫妻の広報担当者は招待状を電子メールで受け取ったと発表するも、出席の可否についは現在のところ公にしないと述べた。先日、国王は夫妻を英国の住居であるフロッグモア・コテージから退去するよう命じたと報じられたが、新たな報道によると、国王は夫妻が戴冠式に出席する場合にはコテージに滞在する許可を申し出たという。

ヘンリー王子とメーガン妃の広報担当者は現地時間5日、「サセックス公爵が最近、国王陛下のオフィスから戴冠式に関する電子メールを受け取ったことを確認しました」と発表し、夫妻が正式に戴冠式への招待状を受領したことを伝えた。

しかし出欠の返事については「公爵夫妻が出席するか否かという決断については、現在のところ発表することはできません」と述べている。

チャールズ国王の戴冠式は、今年5月6日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われる予定だ。この日は偶然にも、ヘンリー王子夫妻の息子アーチー君の4歳誕生日と重なっている。

ヘンリー王子夫妻が戴冠式に招待されるか、また出席の可否などについてはこれまでに様々な議論が飛び交っていた。

昨年12月にNetflixで配信されたドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』では、夫妻が王室を激しく批判する場面があった。そのため英国の元政治家などの間では「戴冠式には来るべきではない」と警告する声が高まっていた。

さらに今年1月8日には、ヘンリー王子の回顧録『Spare(原題)』の発売に先立ち、英ITVで王子へのインタビュー番組が放送された。王子は戴冠式への出席について聞かれると「いつでも王室を受け入れる。話し合うべきことはたくさんある」と前向きな姿勢を見せていた。

同月10日に発売された回顧録は、兄ウィリアム皇太子との兄弟間の確執や父チャールズ国王との親子関係に関する衝撃な内容を生々しく暴露するものだった。

こういったことを懸念してか英紙『The Times』では同月14日、英王室が国王の戴冠式を控え、ヘンリー王子と王室メンバーが話し合いの場を設ける“和平会談”の計画を進めていると報じた。当時、王室関係者は「彼らの仲は修復可能」と明かすも「柔軟な対応が必要となります」と述べていた。

しかし今月1日には、チャールズ国王がヘンリー王子とメーガン妃に対し、夫妻の英国の住居である英ウィンザーのフロッグモア・コテージから退去するよう命じたことが明らかになったのだ。国王は王子の回顧録発売の翌日に退去の手続きを開始しており、フロッグモア・コテージはアンドルー王子に引き渡す提案をしたという。

この報道の数時間後、米ロサンゼルスで高級会員制クラブに入店するヘンリー王子夫妻の姿がキャッチされた。車から降り立った夫妻は笑顔を浮かべ、待ち受けた友人達と合流していた。

そして今月4日には、ヘンリー王子へのインタビューがライブ配信されたが、その中で王子は自身の子供時代について「壊れた家庭だった」「信じられないほど苦痛だった」などとコテージからの退去を命じた父への反撃ともみられる発言をしていた。

しかしその翌日に英メディア『Daily Mail Online』が、チャールズ国王はヘンリー王子夫妻が戴冠式に出席するといった返事であれば、フロッグモア・コテージに滞在する許可を申し出たと報じたのだ。同メディアでは、国王は夫妻が移住先の米カリフォルニア州から英国を訪れた場合、コテージを利用させるようだと伝えている。

画像1枚目は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年10月15日付Instagram「This evening,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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