「ヒザ震えた」牧原大成がド緊張の代表デビュー「野球人生で一番緊張しました」

【カーネクスト WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合】
● 阪神 1 − 8 侍ジャパン ○
＜3月6日　京セラドーム大阪＞

　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する野球日本代表「侍ジャパン」に追加招集された牧原大成選手（ソフトバンク）が6日の阪神戦に途中出場し、日本代表デビューを果たした。

　6回、ラーズ・ヌートバーの代打で登場するも、西純矢のフォークに空を切り代表初打席は三振。2打席目は西純矢の外角速球に手が出ず2打席連続三振に終わった。それでも、中堅守備ではフライを無難に処理。無事に侍デビューできた安堵の様子だった。

　「みんな馴染みやすい環境を作ってくれているのでやりやすかった」とチームメートに感謝しながらも、「まだこの雰囲気に慣れてないので、今日は本当に緊張した」と牧原。育成契約から這い上がり、日の丸を背負った特別な1日を次のように振り返った。

　「打席でヒザ震えてましたからね。本当に今までないくらい。初めて一軍の試合に出るより緊張しました。野球人生で一番緊張しました」

　7日のオリックス戦を終えれば、いよいよWBC本番。残された調整期間は短いが、「どんどん日が重なるにつれて（雰囲気に）慣れていくと思うので、また切り替えてやっていきたいなと思います」と前を向いた。