中日・涌井、OP戦初登板はパーフェクト　ストライク先行で3回37球の快投

◆ 古巣・西武ファンからも拍手

　楽天とのトレードで中日に加入した涌井秀章投手（36）が8日、西武とのオープン戦（ベルーナドーム）に先発登板。3回無安打無失点のパーフェクト投球で移籍後初のオープン戦登板を終えた。

　初回、1番・ペイトン、3番・マキノンから三振を奪い3者凡退スタート。2回は3者とも内野ゴロに仕留め、テンポ良く10球でゼロを刻んだ。3回は先頭の川越をチェンジアップで見逃し三振に仕留め、続く柘植はスライダーを打たせ遊ゴロ。9番・児玉には鋭い飛球を許したが、打球は左翼・細川の正面をついた。

　ストライク先行の投球でテンポ良くアウトを重ね、古巣・西武打線を相手に3回37球、無安打無失点、3奪三振無四球の快投で降板。これで中日移籍後の実戦登板は、1回無失点だった3日の侍ジャパン戦（バンテリンD）に続き2試合連続無失点とした。