栗山監督「一度“ダルビッシュ有”と書きたい」…12年越しの思いを込め韓国戦へ

◆ 大谷ダル先発ローテで2連勝へ

　『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』の初戦を制した野球日本代表「侍ジャパン」。チームを率いる栗山英樹監督は、10日の韓国戦にダルビッシュ投手（MLBパドレス）を先発させることを発表した。


　中国戦に勝利した指揮官は、「明日は大事な韓国戦になりますけど、ダルビッシュ投手でいきます」と、日韓戦のマウンドにチーム最年長の右腕を送り出すことを明言。

　2011年オフに日本ハムの監督に就任した際、入れ替わりでメジャーリーグへ移籍したダルビッシュに対して抱いていた12年越しの思いも明かし、「（日本代表では）個人的なものは全て捨てると言いましたけど、12年前、ファイターズに入団するときに『一度“ダルビッシュ有”という名前をスターティングオーダーに書きたい』という話を彼にしましたけど、その日が明日来る」と感慨深げに話した。


　9日の中国戦で4回無失点と好投した大谷翔平（MLBエンゼルス）に続く“メジャーリーガーローテーション”でWBC2連勝へ。

　指揮官は「全ての思いをマウンドで示してくれると思います」とダルビッシュへの期待を口にすると同時に、「個人的にも凄く大切なゲームになってくるので、勝ちきれるようにやっていきます」と、明日の韓国戦へ意気込んだ。




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