栗山監督も「嬉しかった」3連発 侍ジャパン・山田哲人に待望の一打

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2023年03月10日 06:51  ベースボールキング

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ベースボールキング

WBC初戦の初打席で初安打を放った侍ジャパンの山田哲人
◆ 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
【1次ラウンド・プールB】
○ 侍ジャパン 8 − 1 中国 ●
<3月9日 東京ドーム>

 野球日本代表「侍ジャパン」はWBC初戦を制し白星発進。打撃の状態が心配されていた山田哲人選手(ヤクルト)にも待望の一打が飛び出した。

 スタメンから外れベンチ待機していた山田は、3点リードの8回表から牧秀悟に代わって二塁の守備に就き途中出場。直後の8回裏一死満塁で打席を迎えると、カウント3−1から右腕のイー・ジェンが投じた135キロをとらえ弾丸ライナーで左前へ。代表合流後では、2月末の壮行試合も含め17打席目の初安打となった。

 「やまーだてつと」の大合唱で背中を押していたファンは、バットを振り抜いた瞬間に大歓声。一塁ベース上で笑みを浮かべる背番号1が放った適時打に、ベンチのチームメイトも飛び上がって祝福した。

 試合後、記者会見に出席した栗山英樹監督は、山田の適時打について多くを語らなかったものの、「すごく嬉しかったですね。本当に嬉しかった。ひたすら嬉しかったです」と笑顔。

 山田も「すごい緊張しましたね。ここからだというか、結果は出てなかったですけど、思い切りプレーするだけなので、集中して思い切り振りました。素直に嬉しかったです」と喜びを口にした。

 見事“本番”で期待に答える結果を残したが、「世界一になるためには6試合ある。残りの試合も与えられたところでしっかり結果を出すだけなので、今日みたいな1本が出れば」とコメント。

 10日の1次ラウンド2戦目は、19年プレミア12、21年東京オリンピックと、山田が決勝打を放ってきた韓国相手だが、「対戦相手がどこであれやるべきことは同じ」と話し、「勝ちにこだわって、チーム一丸となって戦いたいと思います」と力を込めた。

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  • 今回含めプレミア12の時も東京五輪の時も不調だったけど韓国戦で一番良いところで打順が来て結果を出している
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