ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・ファーストレグが9日に各地で行われた。
MF守田英正が所属するスポルティングとDF冨安健洋が所属するアーセナルが対戦。22分にウィリアン・サリバのゴールでアーセナルが先制したが、その後スポルティングが逆転に成功。しかし、62分にグラニト・ジャカのシュートが守田に当たってゴールに吸い込まれ、アーセナルが追いつき、2−2で試合終了。なお、守田はフル出場したものの、イエローカードの累積警告で次節は出場停止に。ベンチスタートだった冨安は63分から途中出場を果たした。
マンチェスター・Uはホームでベティスと対戦。6分にマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制すると、32分にアジョセ・ペレスに同点弾を奪われ1−1で前半が終了。それでも、52分にアントニーが勝ち越しゴールを奪うと、その後ブルーノ・フェルナンデスとボウト・ベグホルストが追加点を挙げ、4−1で快勝した。
ユヴェントスはホームでMF堂安律が所属するフライブルクと対戦。スコアレスで前半を折り返し迎えた53分にアンヘル・ディ・マリアが先制点をマーク。このゴールが決勝点となり、ユヴェントスが1−0で先勝した。なお、ベンチスタートだった堂安は59分から途中出場した。
MF久保建英が所属するレアル・ソシエダはアウェイでローマと対戦。13分にステファン・エル・シャーラウィに先制点を許すと、87分にはマラシュ・クンブラに追加点を奪われ、0−2で敗れた。なお、先発出場した久保は75分までプレーした。
そのほか、セビージャはホームでフェネルバフチェに2−0で、レヴァークーゼンはホームでフェレンツヴァーロシュに2−0で、それぞれ先勝。ベンチ入りしたDF町田浩樹が所属するユニオン・サン・ジロワーズはウニオン・ベルリンと3−3で引き分け、シャフタールとフェイエノールトの一戦も1−1のドローに終わっている。
ファーストレグの結果は以下の通り。なお、セカンドレグは16日に行われる。
▼EL・ラウンド16ファーストレグ結果
※左側がホームチーム
ウニオン・ベルリン(ドイツ) 3−3 ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)
レヴァークーゼン(ドイツ) 2−0 フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)
スポルティング(ポルトガル) 2−2 アーセナル(イングランド)
ローマ(イタリア) 2−0 レアル・ソシエダ(スペイン)
セビージャ(スペイン) 2−0 フェネルバフチェ(トルコ)
ユヴェントス(イタリア) 1−0 フライブルク(ドイツ)
マンチェスター・U(イングランド) 4−1 ベティス(スペイン)
シャフタール(ウクライナ) 1−1 フェイエノールト(オランダ)