リチャーリソン、出場時間が少ない現状に不満爆発「理解できない」

　トッテナムに所属するブラジル代表FWリチャーリソンが、出場時間が少ない状況に不満を口にした。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　現在25歳のリチャーリソンは昨夏にエヴァートンから移籍金6000万ポンド（約98億円）でトッテナムに加入した。今シーズンはここまで公式戦25試合に出場しているものの、途中出場となる試合が多く、2ゴール3アシストを記録するにとどまっている。

　8日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦（ラウンド16）セカンドレグのミラン戦も70分からの途中出場となった同選手は得点に絡むことはできず。2試合合計0−1で敗退となっていた。

　試合後、リチャーリソンはブラジルメディア『TNT Sports』で「ウェストハムとチェルシーに2連勝して順調に進んでいた。でも、突然彼は僕をベンチに置いて、ウルヴァーハンプトン戦では5分しか出場できなかった。僕は理由を聞いたが、何も教えてはくれなかった」とスタメンで起用されない不満を露わにし、次のように続けた。

「そして、昨日、彼らは僕にジムでテストを受けるように言ってきて、それがよければ出場できると言われた。でも、今日またベンチだ。これらのことは理解できるものではない。彼が明日なんて言うか見てみよう。だが、僕はバカではないし、プロフェッショナルだ。毎日仕事をしているし、プレーもしたい」

「今シーズンは言葉が悪いけど、クソみたいだ。プレー時間も少ないし、負傷をしている時もあった。でも、フィールドに立てば命を捧げている。2試合でうまくやったから僕はこのように思う。もっとプレーすべきだったと思うが、このことについて嘆く必要はない」