湘南、G大阪からMF奥野耕平が期限付き移籍で加入「自分の持っているものを全て出して…」

　湘南ベルマーレは10日、ガンバ大阪からMF奥野耕平が期限付き移籍で加入することを発表した。

　期限付き移籍期間は2024年1月31日までで、湘南での背番号は「15」に決定。また、期限付き移籍期間中はG大阪と対戦するすべての公式戦に出場できないことも併せて発表されている。

　兵庫県出身で現在22歳の奥野は守備的MFを主戦場とするプレーヤー。有岡FCを経てG大阪の下部組織に入団し、2019年2月にトップチーム昇格を果たした。昇格後2シーズンは、主にG大阪U−23の一員として明治安田生命J3リーグで経験を積むと、2021シーズンからトップチームに定着。昨シーズンは明治安田生命J1リーグで24試合、YBCルヴァンカップで5試合出場1ゴール、天皇杯で2試合出場1ゴールという成績を残した。

　しかし、今シーズンは新戦力加入の影響もあり、チーム内での序列が低下。今シーズンはここまで全ての公式戦でメンバー外となっていた。

　期限付き移籍加入に際し、奥野は湘南のクラブ公式サイトで「湘南ベルマーレの皆さんこんにちは、ガンバ大阪から来た奥野耕平です。自分の持っているものを全て出してチームのために頑張ります！よろしくお願いします！」と意気込みを語っている。

　また、G大阪のクラブ公式サイトでは次のようなコメントを発表している。

「このたび、湘南ベルマーレに期限付き移籍することになりました。開幕してすぐのタイミングでの移籍になってしまい申し訳ありません。サッカー選手として成長できるよう頑張ってきます。ガンバ大阪にとって今シーズンが良いシーズンになることを願っています」