侍ジャパン4戦全勝 1次R首位通過

◆ 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
【1次ラウンド・プールB】
● オーストラリア 1 － 7 日本 ○
＜3月12日　東京ドーム＞

　野球日本代表・侍ジャパンは12日、『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』のオーストラリア戦に快勝。1次ラウンドを4戦全勝で終え、B組（東京プール）1位で準々決勝進出を決めた。

　先攻の侍ジャパンは1回表、1番・ヌートバー（カージナルス）の四球、続く近藤（ソフトバンク）の右前打で無死一、二塁の好機を作ると、3番・大谷（エンゼルス）が相手の先発左腕・シェリフの2球目カーブを強振。完璧に捉えた打球は右翼席上部の看板を直撃する特大の先制3ランとなった。メジャーを席巻する二刀流にとってはこれがWBC初アーチ。打点は初戦の中国戦から4試合連続となった。

　2回は下位打線で好機を作り、ヌートバーの中前適時打で4点目。2番・近藤も右翼への適時二塁打で続き5－0とリードを広げた。4回以降も9番・中村（ヤクルト）の適時二塁打などで2点を追加。中村は3打数3安打1打点を記録し攻撃の起点となった。

　投げては2年連続で投手タイトル4冠の先発・山本（オリックス）が盤石の投球。初回から毎回となる8三振を奪い、4回60球、1安打無失点の快投でバトンを渡した。2番手の高橋奎（ヤクルト）も5回からの2イニングを1安打無失点と好投。7回以降は大勢（巨人）、湯浅（阪神）が1イニングずつ無失点でつなぎ、9回に5番手・髙橋宏（中日）がソロ被弾で1点を失ったが、後続を退け1次ラウンド1位突破を決めた。

侍ジャパン、4戦全勝で1次R首位通過　大谷特大3ラン、由伸4回無失点8K快投！

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