オーストラリアでよく見られるアマガエル科のイエアメガエル(画像は『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 2023年3月10日付Facebook「Snake Comes Out Frog’s Backside!」』のスクリーンショット)オーストラリア北東部クイーンズランド州を拠点に爬虫類の捕獲・駆除を行う業者が今月10日、Facebookに奇妙なカエルの写真を投稿したところ注目を集めた。写真には「いったい何が起きているの?」と言葉が添えられており、カエルのお尻から小さなヘビの体が突き出しているのだった。豪ニュースメディア『9News』などが伝えた。
1枚はアマガエル科の「イエアメガエル(Green Tree Frog)」のお尻の穴から、コブラ科の毒ヘビ「イースタンブラウンスネーク(Eastern Brown Snake)」の体が突き出しているもので、ヘビの頭が確認できる。そしてもう1枚は、カエルのお尻から引き抜かれた後のヘビの写真で、SCSCは「赤ちゃんヘビ」と綴っている。
『西オーストラリア州立博物館(Western Australian Museum)』のウェブサイトによると、 オーストラリア北東部やパプアニューギニアに生息するイエアメガエルは樹上棲で、オスの体長は大きいもので8センチに、メスは11センチにまで成長するという。