マンCの補強候補に三笘薫の名前も？　地元紙が選出「ドリブルに注目」

　マンチェスター・Cが、ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の獲得に動く可能性があるようだ。12日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

　昨夏にイングランド代表FWラヒーム・スターリングをチェルシーに放出したマンチェスター・Cでは、サイドのスペースでプレーする選手を欠いていることを同メディアは指摘。そこで同メディアは今夏の補強候補として同クラブがリストアップしているウィンガーを紹介し、三笘の名前も含まれていることを明らかにした。

　4名の獲得候補をリストアップした同メディアは「このリストの中で最も安価なオプションである可能性の高い三笘薫は、今シーズンのプレミアリーグで旋風を巻き起こし、彼のドリブル能力はトップチームの注目を集めている」と三笘を評し、次のように続けた。

「この日本人ウィンガーの姿勢は、25歳の彼が筑波大学で勉強し、ドリブルの技術に関する論文を書いたことに起因していると多くの人が理解している。三笘もその研究によってドリブル能力を倍にしたこと主張しており、今シーズンのプレミアリーグで60パーセントのドリブル成功を収めるなど、試合に大きな影響を与えていることは明らかだ。三笘のゴールに関与している数字も印象的で、今シーズンのマンチェスター・Cのスカッドで彼を上回っているのはアーリング・ハーランドとフィル・フォーデンだけだ」

「しかし、ブライトンが今年1月にアーセナルからのモイセス・カイセドの取引を拒否したように、最も価値のある選手たちを売却することに消極的になっていることから、マンチェスター・Cが夏に契約を結ぶのは難しいかもしれない。三笘はマンチェスター・Cが求めているトップレベルでの経験が不足しているかもしれないが、彼はマンチェスター・Cのようなクラブで成功するために必要なすべての質を持っている」

　なお、三笘以外に『マンチェスター・イブニング・ニュース』は、ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオン、バイエルンのドイツ代表FWレロイ・サネ、ナポリのジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアをマンチェスター・Cの今夏の補強候補に選出。実際に同クラブが獲得に動くかは不透明だが、活躍を続けている三笘には注目が集まっているようだ。