巨人・オコエ、適時打含むマルチで11戦連続安打　OP戦打率.421と好調キープ

● ソフトバンク 0 − 3 巨人 ○
＜3月14日　熊本＞

　昨年12月の現役ドラフトで楽天から巨人へ移籍したオコエ瑠偉外野手（25）が14日、ソフトバンクとのオープン戦に「1番・左翼」で先発出場。4打数2安打1打点とアピールし、オープン戦打率を.421に上げた。

　初回の第1打席はソフトバンク先発・石川と対戦。カウント2−2後の外角直球を左翼線へ弾き返し、無死二塁の好機を作り出した。7回の第4打席は一死二、三塁で4番手右腕・椎野から中前適時打。カウント3−1後のフォークをコンパクトに中前へ弾き返した。オコエはこれで、春季キャンプ中から実戦11試合連続安打。オープン戦打率は.421となり、開幕スタメン入りに前進した。

　外野陣では大卒2年目の岡田も猛アピール。5回の第2打席に特大の右越えソロを放つなど広角に快音を響かせ、3打数3安打1打点をマークした。

　投げては支配下復帰を果たした左腕・横川が、全発で5回4安打無失点と好投。2番手以降も代木、船迫、今村が無失点でつなぎ、完封リレーでソフトバンクに勝利した。