3月17日から開催される国内最大級のファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン2023」(以下、TCS)と、3月13日からスタートする東京のファッションウィーク「Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 A/W」の開幕に先駆け、共催のオープニングイベント「Re-Designing TOKYO Night Culture」が3月11日に開催された。TCSは、丸の内・有楽町、日本橋、銀座、渋谷、原宿、羽田の6エリアを中心に様々なイベントが予定されている。
TCSは、東京をパリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンに次ぐファッション都市に位置付けることを目指し2020年にスタートした国内最大級のファッションとデザインの祭典。オープニングイベント「Re-Designing TOKYO Night Culture」のオーガナイザーは、デザイナーでミュージシャンの平本ジョニーが務めた。入場パスには、服をつくる際に発生した「残生地」から生まれた「REBEL FOR THE FUTURE」のパッチを採用。REBEL FOR THE FUTUREは、DEPTのオーナーでアクティビストとしても知られるeri やDJ / ComposerのMars89らによるプロジェクト。TCSでは、企画実施店舗で募金した参加者に「PEACE パッチ」を配布する。
丸の内・有楽町エリア 丸の内・有楽町エリアは、日本有数のオフィス街でありながら、多くのファッションやグルメ、アートも集まる街。今年は「PASSION for PASSION-これからを創る才能に、熱視線を。」をテーマに掲げ、注目すべき次世代のクリエイターを集結させる。3月18日の小山薫堂が登壇するオープニングイベントに始まり、街全体を巻き込んだファッションショーなどのイベントを展開する。3月25日には、世界で活躍する若い才能を発掘するためのコンクール「Next Fashion Designer of Tokyo」を開催。今年度は「フリー部門」と障がいのある方にとって着心地が良くファッション性の高い作品を選ぶ「インクルーシブデザイン部門」の2部門で構成され、都内から700件の作品が集まった。キューブ設置箇所:丸の内・有楽町エリア丸ビル外構部
羽田エリア TCS初参加となる羽田エリアのテーマは、「Fashion & Design take off from HANEDA」。東京・日本の空の玄関口、羽田空港で飛行機の離発着を見ながらのロケーションで行われるトレードショーは、元roomsのプロデューサーが演出。デザイナー坂部三樹郎プロデュースによる展示や、学生たちによるファッション展示なども行われる。キューブ設置箇所:羽田エリア羽田空港第2ターミナル5階 FLIGHT DECK TOKYO