ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの将来について、注目が集まっているようだ。
15日付けのイギリスメディア『BBC』は「ナポリのストライカーはプレミアリーグへ加入することになるのか?」という見出しで記事を掲載。今シーズンここまでセリエAで19得点を記録し、チームの首位快走に大きく貢献しているオシムヘンについて伝えている。
現在24歳の同選手は、かつてチェルシーなどで活躍した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバへ憧れを抱いているとされ、過去にはアーセナルへの移籍を拒んだとも伝えられている。また近頃は「いつかプレミアリーグでプレーするという夢を叶えるために頑張っている。僕はただこの勢いを保ち、上手くやり続けたいんだ」といった発言が話題にもなった。
これらを踏まえて、同紙は将来的なオシムヘンのプレミア移籍の可能性を指摘。「ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は大物で交渉が難しい人物であるため、イングランドへの移籍は簡単ではないかもしれない」とも伝えながらも、今後の去就への注目度を報じた。
ただ、オシムヘンはあくまで「世界中の多くの人がプレミアリーグを最高のリーグだと考えているが、僕は今イタリアのセリエAという世界最高のリーグの一つにいる」と現在について語っており、まずは今シーズンの戦いに集中する姿勢を示した。
同選手が所属するナポリは15日、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦フランクフルト戦を迎える。