道路の真ん中に現れた巨大ヘビ バスの運転手が手づかみで救出(豪)<動画あり>

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2023年03月16日 16:11  Techinsight Japan

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躊躇することなく大きなヘビをつまんで運ぶバス運転手(画像は『9 News Queensland 2023年3月7日付Facebook「In true Queensland spirit
このほど、交通量の多い道路に大きなヘビが現れ、ドライバー達の進路を妨げていた。この現場に居合わせたバスの運転手は歩いてヘビに近づくと、手袋もせずに素手でヘビの尻尾をつまみ上げ道路の脇の芝生にヘビを移動させた。自身の身長近くもある長いヘビを軽々と移動させたその勇姿が動画に収められており、多くの人を驚かせていると豪メディア『9News』などが伝えている。

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話題の映像は豪クイーンズランド州ゴールドコースト市タガンの道路上で撮影されたもので、カメラの目の前を何台もの車が横切っており、交通量の多い道路であることがよく分かる。バスの運転手は、道路の真ん中で大きなヘビが行き場をなくしているのを発見すると、バスのルートの途中だったが道路にバスを停め(画面左奥)、バスを降りてヘビに近づいていった。そしてヘビの背後に回ると、ためらうことなく素手でヘビの尻尾を掴んで持ち上げたのだ。

持ち上げたヘビはバスの運転手の身長ほどもありそうな長さだったが、運転手は怖がる様子もなく飄々とヘビを揺らしながら停車させていたバスの後ろを通り、道路脇にあった芝生のエリアに運んだ。その間ヘビは運転手に顔を向けて敵意をむき出しにしているが、運転手は腕を目一杯伸ばし、自身の体からヘビを遠ざけるようにしている。途中から小走りを始めた運転手が芝生の中央に到着すると、「ポイッ」という効果音が聞こえてきそうな手付きでヘビを芝生の上に置いた。

自然豊かな土地に恵まれたオーストラリアはたくさんの種類の生き物が生息していることで知られているが、オーストラリアに住む全員が生き物に慣れているわけではない。今回のヘビは「ニシキヘビ」という毒を持たないヘビではあったが、鋭い歯で噛みつかれる可能性のある危険な生き物だ。それにもかかわらず軽々と対処した運転手の行動には、オーストラリア在住の人々を始め世界中の人が驚いている。

交通量の多い道路で車に轢かれそうなヘビの命を救うために行動した運転手の勇姿を収めた動画をクイーンズランド州の地元メディア『9News Queensland』がFacebookに投稿すると、今月16日の時点で再生回数が213万回を超えるほどの注目を集めた。コメント欄には「生き物のために行動できる人は本当に素晴らしい」「この運転手は伝説になるね」「これぞオーストラリアって感じ」「こんなことはオーストラリアでしか起きないよ」など1万件以上のコメントが届いている。


なお、オーストラリアでは2014年に制定された自然保護法により、オーストラリアに生息する全てのヘビは保護対象となり殺すことは違法とされている。一方で人の命が脅かされている場合には、この法律は適用外になるという。

ちなみに昨年11月にはアメリカにて、ニシキヘビの胃から体長1.5メートルのワニが丸ごと引き出される様子を捉えた映像がInstagramに投稿され、大勢が衝撃を受けていた。



画像は『9 News Queensland 2023年3月7日付Facebook「In true Queensland spirit,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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