ニッサンGT-Rの2024年モデルが正式発表。ニスモ仕様は“GT-R史上最高のパフォーマンス”を発揮

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2023年03月20日 15:10  AUTOSPORT web

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2024年モデルのニッサンGT-Rニスモ“スペシャルエディション”
 3月20日、日産自動車は1月に公開された『ニッサンGT-R』の2024年モデルを正式発表し、順次ニッサン・ハイパフォーマンスセンター各店舗にて注文受付を開始することを明らかにした。

 1月の東京オートサロン2023にてお披露目されたニッサンGT-Rの2024年モデルは、さらに高次元の車両トータルバランスを追求した新世代GT-Rだ。

 車体のフロントバンパーとリヤバンパー、リヤウイングに空力性能を向上させる新デザインを採用し、空気抵抗を増やすことなくダウンフォースを増加させることに成功。さらにタイヤの接地性やハンドリング性能も高めることで、洗練された乗り味を実現している。

 また、最高出力や最大トルクなどのパフォーマンスを維持しながらも、走行時の不要なノイズと振動を低減する新車外騒音規制対応の新構造マフラーを新開発・採用し、“綿密に調律された”感性に響く、迫力ある新たなGT-Rサウンドを感じ取ることができる。

 2024年モデルのうち、東京オートサロンの会場で公開された『ニッサンGT-Rプレミアム・エディションTスペック』は、専用にコーディネーションされた内装色や専用のサスペンションセッティング、専用カーボンセラミックブレーキなどを特別装備し、よりしなやかで上質な走りと、意のままに操れる楽しさの両立を実現した。

 また、“ニスモ”の名が冠された『ニッサンGT-Rニスモ』は、新デザインのリヤウイングを高い位置にセットするなど、空力性能の磨きこみが行われたほか、フロントメカニカルLSDの追加にあわせて4WD制御も最適化された。

 GT-Rニスモでは、フロントとリヤのトルク配分を緻密に制御することでコーナリング性能を向上させ、“GT-R史上最高のパフォーマンス”を発揮するという。そのコーナリング性能の向上に伴い専用レカロ製カーボンバックバケットシートも、剛性とホールド性を大幅に向上させたものに刷新が行われた。

 さらにGT-Rニスモには、上位モデルとなる“スペシャルエディション”も設定。ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに高精度重量バランスエンジン部品を採用するとともに、クリア塗装が施されたNACAダクト付きの専用カーボン製エンジンフードなどを特別装備している。

 改良によってさらにパフォーマンスが引き上げられたニッサンの象徴的フラッグシップスポーツカーであるGT-R。2024年モデルの価格は1375万円〜2138万700円(税込)となり、ニスモは2865万円〜2915万円(税込)に設定された。発売時期は一部のモデルを除き4月下旬が予定されている。

 なお、本モデルは生産台数に限りがあるため、注文を行っても受けることができない場合があるという。販売についての詳細は各販売会社、またはニッサン・ハイパフォーマンスセンターに確認してほしい。車両の詳細についてはニッサンの公式サイト(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/gt-r.html)まで。

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  • 35GTRがこれほどのロングセラーモデルになるとは��������
    • イイネ!3
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