「春夏冬中」なんと読む? 日本語が難しいなんて問題ではない看板が「日本語の面白さ」「なぞなぞの発想」と話題

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2023年03月20日 19:04  ねとらぼ

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ねとらぼ

ふしぎな日本語「春夏冬中」

 日本語が難しいとかそういう問題じゃない。ある店先にあった「春夏冬中」の看板の読み方が、Twitterで約4万7000いいねを集めるほど話題になっています。



【画像】日本人も困惑する「春夏冬中」



 話題になっているのは、ラトビア出身のアルトゥルさんの投稿です。「春夏秋冬」を「しゅんかしゅうとう」と読むところまでは納得がいきますが、問題は写真に写っている看板に書かれている「春夏冬中」の文字。アルトゥルさんは「しゅんかとうちゅう」と読み方を予想します。



 正解は「あきないちゅう」。「春夏冬」で「秋がない」ことから、「商い(秋無い)」と読んで、「商い中(春夏冬中)」という意味になるそうです。



 この不思議な日本語に対して、アルトゥルさんは「日本語が難しいとかそういう問題じゃなくなってきてる」とこぼしています。



 この「春夏冬中」のような書き方は「判じ物」と呼ばれ、なぞなぞのようなものです。文字や絵の中に別の意味が隠されており、江戸時代には浮世絵で描かれた判じ物が大量に出回って、庶民の娯楽として親しまれていたそうです(参考:東京都立図書館)。



 単なる漢字の読み方の話ではなく、これも立派な日本の文化なんだな……と、気づかせてくれるようなツイートでした。


このニュースに関するつぶやき

  • そういや冬虫夏草って今でも売ってるんだろか、と明後日な連想をした私。尚、読めてはいるので念の為。
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