「モスキーノ(MOSCHINO)」のクリエイティブディレクターのジェレミー・スコット(Jeremy Scott)が、同職を退任した。ブランド公式インスタグラムのストーリーズで発表した。
ジェレミー・スコットは、ロッセラ・ヤルディーニ(Rosella Jardini)の後任として2013年10月に同職に就任。2014年秋冬コレクションからブランドのDNAを尊重しながら、ユーモアかつポップな世界観で装飾的なスタイルを打ち出し、支持を集めてきた。
親会社であるアエッフェ(Aeffe SpA)のマッシモ・フェレッティ(Massimo Ferretti)会長は「ジェレミー・スコットというクリエイティブな才能の持ち主と仕事をする機会を得たことを幸運に思っています。メゾンのために10年間尽力し、モスキーノの歴史に永遠に残るような、独特で楽しいヴィジョンを先導してくれた彼に感謝したい」とコメント。ジェレミー・スコットにとってもモスキーノでの10年間は「クリエイティビティとイマジネーションをもたらしてくれた素晴らしいものだった」とし、マッシモ・フェレッティや世界中のファンへの感謝の言葉を綴った。
同氏によるコレクションは、2023年秋冬コレクションが最後となった。
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