野球日本代表・侍ジャパンの戸郷翔征投手（22＝巨人）が21日（日本時間22日）、アメリカ代表との『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC』の決勝戦（ローンデポ・パーク）に救援登板。2四球を与えながらも2イニングを無安打無失点に抑え、リードを保った状況で後続にマウンドを譲った。
先発の今永（DeNA）は初回、一死から2番・トラウト（エンゼルス）に右翼線に落ちる二塁打を許すも、3番・ゴールドシュミット（カージナルス）をチェンジアップで空振り三振。続くアレナド（カージナルス）は1球で一ゴロに仕留め無失点スタートを切った。2回は一死から、6番・ターナー（フィリーズ）に左越えのソロ被弾。先制を許したあとも二死一、二塁のピンチを招いたが、最後は1番・ベッツ（ドジャース）を左飛に仕留め2回4安打1失点で降板した。
直後の2回裏、侍ジャパン打線は先頭の5番・村上（ヤクルト）が特大の右越えソロを放ち同点。その後も一死満塁の好機を作り、1番・ヌートバー（カージナルス）の一ゴロの間に三走・岡本（巨人）が逆転のホームを踏んだ。
1点リードの3回表から2番手・戸郷が登板。先頭のトラウトを低めのフォークで空振り三振に仕留めると、続くゴールドシュミットは内角低めのツーシームで左飛に退けた。二死から連続四球で一、二塁のピンチを招いたが、最後は先制アーチを放っているターナーを低めのフォークで空振り三振斬り。ピンチを凌ぎゼロを刻んだ。
2イニング目の4回はテンポ良く13球で3者凡退。その裏に巨人でチームメイトの6番・岡本に左越えソロが飛び出し、戸郷は2点リードの状況で3番手・�盒狭─蔽翔�）にマウンドを譲った。
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