トミーズ雅、ABCテレビ『ココイロ』卒業 ミニ番組で21年間ナレーション担当「ホンマにありがとう!」

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2023年03月22日 12:00  ORICON NEWS

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『ココイロ』でナレーターを務めたトミーズ雅(C)ABCテレビ
 漫才コンビ・トミーズのトミーズ雅がナレーションを務めてきた、ABCテレビのミニ番組『ココイロ』(月〜金 後7:54 ※関西ローカル)が、3月いっぱいで終了することが22日、同局から発表された。31日放送の最終回を前に、同枠で21年間ナレーターを務めた雅が番組への思いを語った。

【写真】花束を持ちにっこり!21年間の感謝を語ったトミーズ雅

 関西のさまざまな街の魅力にスポットを当てるゴールデン帯のミニ番組。雅は、『きらっと』(2002年4月〜)と『美味彩菜』(05年4月〜)を経て、2009年7月から『ココイロ』のナレーションを13年半にわたり担当。『きらっと』から数えると、21年間務めた。

 パワーみなぎるナレーションがおなじみだが、意外にも最初に目指していたのは「森本レオさん風」で、雅は「『きらっと』をやるまで本格的なナレーションなんてやったことなかったんで、どうする?と思ったときに森本レオさんがパッと浮かんで」と、初収録に臨んだという。ところが「スタッフさんから『雅さん、何やってるんですか?』『もっと大きい声で一所懸命しゃべってください!』って言われて(笑)。それで今みたいな大きい声を出すようになったんです」と明かす。

 21年前を振り返り、雅は「ナレーションってね、普通にしゃべってるようなトーンでやるとやる気がないみたいに聞こえるんですよ。ちょっと大きいくらいの声がちょうどいい。当時はそれも知らんかったんです」としみじみ。

 『ココイロ』のファイナル週となる3月27日〜29日・31日は「僕の行きつけの大阪」と題し、子どものころから通っている地元のいか焼き店など、雅に縁の深い大阪の店を紹介。声の出演だけでなく実際に店を訪れ、楽しい食レポを披露するなど21年を締めくくるにふさわしい特別編となる。

 雅は「『雅さんの声、いつも聞いてます!』っていろんな人に言うてもらって、僕もホンマにうれしかった。ナレーションの楽しさをわからせてもらった番組でした」と語った雅は「『きらっと』が始まったときに7歳の小学生やったうちの三女も大きくなって、もうお母ちゃんです。こんなに長い間、見ていただいていたみなさんには感謝しかない。『ホンマにありがとう!』と伝えたいですね」と感慨深げだった。

 4月4日からは、火曜・水曜のみ同枠で新番組『キラスマ〜キラリと光るスマイルの明日へ〜』を放送。こだわりの趣味やお仕事で輝く人たちが教える日常生活を楽しむためのヒントや、さまざまなジャンルの専門家に学ぶすぐにマネできるプロの技・家事テクなど、暮らしにキラリと光るスマイル=キラスマをもたらす情報を紹介する。ナレーションは、同局の増田紗織アナウンサーが担当。

■ABCテレビ ゴールデン帯ミニ番組の変遷
『きらっと』2002年4月1日〜2005年4月1日 全721回
『美味彩菜』2005年4月4日〜2009年7月3日 全990回
『ココイロ』2009年7月6日〜2023年3月31日 全3121回
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