WBC決勝戦で「100年語り継がれる」名勝負…MLB記者が“大谷vsトラウト”の感動伝える

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2023年03月22日 15:54  ベースボールキング

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ベースボールキング

WBC決勝、最後はトラウトを三振に斬ってとった侍ジャパン・大谷翔平(奥左)
◆「全ての人が夢見ていた対戦」

 野球日本代表・侍ジャパンが21日(日本時間22日)、アメリカとの『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』決勝戦に3−2で勝利。スター選手を揃えたアメリカとの“日米頂上決戦”を制し、3大会ぶりにWBC王者となった。

 最後にドラマが待っていた。「3番・指名打者」で出場していた大谷は9回、DH枠を解除しメジャー挑戦後初の救援登板。最後に待っていたのは大谷のチームメイトであるマイク・トラウト(エンゼルス)だった。6球目に投じた外角スライダーにトラウトのバットが空を切った。

 MLB公式サイトのマイケル・クレア記者は、決勝戦の最終回に実現した同僚対決について、「トラウトは打席に足を踏み入れる前に大きく息を吸い、その瞬間に感謝するためなのか、単に落ち着かせるためなのか間を置いていました。カウント3−2から、大谷は厄介なスイーパー(※横滑りするスライダーの一種)を投げ、彼を空振り三振に抑えました」と誰もが待ち望んだ対決を振り返った。

 続けて、「全てのファン、全てのプレーヤー、人生で野球の試合を見たことのある全ての人が、2月にロースターが発表された時から、夢見ていた対戦でした。長い歴史の中で正真正銘の選手である大谷翔平が、チームメイトであり、おそらく最初の投票で殿堂入りするマイク・トラウトと対決することなどあるのでしょうか」と述べ、「100年語り継がれる野球の試合が時々ありますが、これはその試合の1つです」と夢の一戦を表現した。

【動画】大谷がDH解除しマウンドへ!最後はトラウトと直接対決で決着【9回表〜WBC優勝決定まで】

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  • 野球発祥の地である米国と米大リーグに次いで長い歴史を誇る日本プロ野球。 世界の二大野球大国が決勝を戦う...これぞ真の世界一決定戦だ。
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