DeNA・ソト、復帰戦3の0も鋭い当たり　前回打撲降板の入江も問題なし

○ ヤクルト 2 − 0 DeNA ●
＜3月22日　神宮＞

　WBCにプエルトリコ代表として出場していたDeNAのネフタリ・ソト内野手（34）が22日、ヤクルトとのオープン戦に「4番・一塁」で先発出場。復帰戦は3打数無安打に終わったものの、第3打席は痛烈な遊直に倒れるなど鋭い当たりを放った。

　ソトは21日にチームに再合流。オープン戦出場は5日の西武戦（横浜）以来となり、この日は3打席を消化した。ヤクルトの先発右腕・小澤と対戦し、2回の第1打席は三ゴロ。4回の第2打席も三ゴロに倒れたが、その前には左翼ポール際へ大きなファウルを放った。7回の第3打席は3番手右腕・大西と対戦し遊直。初球のシュートを捉えたが痛烈なライナーを長岡に横っ飛びで好捕され、3打数無安打で途中交代となった。

　投手陣は先発の濱口が5回5安打無失点。この日も制球がバラつき4四球を与えたが、最後までホームは踏ませず開幕ローテ入りへ結果を残した。

　7回は18日のソフトバンク戦（PayPayドーム）で打球を右前腕に受け、打撲と診断されていた入江が2/3回を完璧リリーフ。力強い直球をコーナーに投げ込み、打球直撃の影響をまったく感じさせなかった。

　試合は打線が計4安打と振るわず完封負け。投手陣は7回まで無失点でつないでいたが、8回に5番手の石川が3安打を集中され2点を失った。