間寛平GM、吉田裕&アキの座長起用を説明 すっちー&酒井藍と4座長で「風通しのいい新喜劇」目指す

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2023年03月22日 18:27  ORICON NEWS

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『吉本新喜劇記念日2023』に出演した(左から)吉田裕、アキ、間寛平、すっちー、酒井藍
 吉本新喜劇は21日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で特別公演『吉本新喜劇記念日2023』を開催し、吉田裕(43)とアキ(53)の新座長就任を発表。公演後の月例会見で、間寛平ゼネラルマネージャー(GM)が2人の起用理由などを語った。

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 寛平は「吉田は座員にも好かれてるし、一生懸命やる子やなと思っていた。アキは人気があって、出前新喜劇で全国を回っている時も、舞台に出るとお客さがわーっとなる。それと、長いこと苦労してここまで頑張ってきた。年齢的には難しいが頑張ってほしい」と期待を寄せた。

 昨年8月に小籔千豊、今月20日には川畑泰史が勇退し、吉本新喜劇としても新時代を迎えた。新たな陣容は、すっちー、酒井藍、吉田、アキの4座長体制となった。

 吉田が「ちゃんとお芝居を意識した新喜劇を作っていきたい」と言えば、アキは「芝居も締めるとこ締めて、そこにまたダンスや殺陣を入れたり、45分の中でギュッと畳み掛けるような感じでやっていきたい」と意気込んだ。

 すっちーは「今は僕が座長歴としては一番年長になっちゃうので、いろいろ厳しいことも言っていくと思うが、一緒に頑張りましょう」とエール。酒井は「座長になったら、気持ちを一つにしてみんなで歩んでいこうっていうのが必要。みんなで話し合いを重ねながら一緒にやっていきたい」と呼びかけた。

 寛平は、4座長を中心とする対話を定期的に行い、「風通しのいい新喜劇」を目指していきたいとした。

 なお、すっちーと吉田の“乳首ドリル”は、相手を変えるなどして継続するという。すっちーは「こないだ祇園花月で青野敏行さんと(ドリルを)やったら、まあまあしっくりいった。そのへんは心配なく。私は私でやるし、あんたはあんたで」とクールに突き放していた。

 『吉本新喜劇記念日2023』は、吉本新喜劇が1959年3月1日に発足したことから、3月を新喜劇の“誕生月”として行われた。20代座員のユニット「秘蔵っ子」が初パフォーマンスを披露し、寛平の発案で昨年4月から実施してきた「GM杯争奪ネタバトル」の最終決戦も大盛り上がり。さらに、伝説のコメディー「あっちこっち丁稚」が新キャストで復活した。
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