上野樹里、のだめ口癖「ぎゃぼ」表現に悩む 再び演じアニメと比較「私の言い方は、あれでよかったのかな?」

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2023年03月22日 18:30  ORICON NEWS

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テレビドラマ『のだめカンタービレ』の場面カット 写真提供 フジテレビ
 ミュージカル『のだめカンタービレ』(東京・シアタークリエにて10月上演)の記者会見が先日、都内で行われ、キャスト情報が発表された。主人公・野田恵(のだめ)役はテレビドラマ(2006〜08年放送)で同役を務めた上野樹里が再び担当し、千秋真一役を三浦宏規が務め、会見では今の心境を語った。

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 『のだめカンタービレ』は、2001年より、月刊『Kiss』(講談社)にて連載がスタートした漫画が原作で、落ちこぼれながら天才的なピアノの才能をもつ音大生“のだめ”こと野田恵と、同じ大学に通うエリート音大生で指揮者を目指す千秋真一が出会い、さまざまな個性的なキャラクターとともに音楽家として成長し、自分たちの音楽を紡ぎ出していく物語。

 全25巻の単行本の累計発行部数は3900万部を超える人気作品で、2006年〜08年には上野樹里・玉木宏出演でテレビドラマ化。09年・10年には劇場版が公開されると、前編が興行収入41億円、後編37.2億円のヒットを記録。さらに、07〜10年にはアニメ化、14年には韓国でもテレビドラマ化など、コミックの枠にとどまらず世界中で愛されるコンテンツとしてあらゆるメディアミックスを展開している。

 記者会見で同作のミュージカルに出演し、のだめ役をドラマから引き続き担当することになった上野は、同作の展覧会で体験したエピソードを展開し「今も『のだめ』が音楽とともに生き続けていると感じます。若い人から『小さい時にお母さん一緒に見ていました!』と声を掛けていただいて、たくさんの人の心の中に映像として残っている『のだめ』が、ミュージカルになるのが想像がつきませんでした。歌ものではなく、クラッシックの演奏するコメディーですので」と告白。

 自身の代表作ともなった『のだめカンタービレ』のだめ役。上野にとって“のだめ”はどのような存在なのか問われると、「私自身、青春時代の思い出のひとつで、初めての連ドラの主役をやらせていただいたのは『のだめ』。その後、長期にわたって作品に関り、まさか、今になっても別の形でのだめ役をやることになるとは、想像していなかった(笑)」と照れ。

 ミュージカルに懸ける思いとして「映像だとその年代にピッタリの俳優さんじゃないと演じられないですが、舞台はそういったリアルな年齢じゃなくても表現できるのは、挑戦だと思っています。のだめとして楽しんで、舞台で皆さんと会えたらと思います」と力を込めた。

 最後にファンに向けて「アニメとかだとまた違う、『のだめ』の表現があって、『私の「ぎゃぼ!」(のだめの口癖)の言い方は、あれでよかったのかな?』とか思うのですが、今回は三浦君と共演して自然なのだめを演じられたらなと思います!」と伝えた。

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