『映画刀剣乱舞-黎明-』(3月31日公開)場面写真(C)2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC 名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」が原案の実写映画第2弾『映画刀剣乱舞-黎明-』(3月31日公開)より、メイキング映像「VFX BREAKDOWN EP.1(渋谷スクランブル交差点編)」が解禁となった。
【動画】VFX BREAKDOWN EP.1(渋谷スクランブル交差点編) 映像は、刀剣男士10振りの流麗な殺陣シーンをまとめたアクションシーンのダイジェストからスタート。三日月宗近(鈴木拡樹)、へし切長谷部(和田雅成)、一期一振(本田礼生)、堀川国広(小西詠斗)、小烏丸(玉城裕規)、髭切(佐藤たかみち)、膝丸(山本涼介)、山姥切国広(荒牧慶彦)、山姥切長義(梅津瑞樹)、骨喰藤四郎(定本楓馬)が次々と気迫に満ちたアクションを見せている。
前作に引き続き監督を務める耶雲哉治が「毎日クライマックスシーンを撮っている気分でした。ずっと無呼吸で全力疾走している感覚」と語る本作は、刀剣男士の見せ場となるアクションシーンも多く、大掛かりなVFXも多数用いられている。その一つが本作の最大の見どころとなる、渋谷スクランブル交差点でのアクションシーンだ。
栃木・足利市にある360°グリーンバックで覆われた野外セットで、約600人ものエキストラが参加した大規模なスケールの実写撮影とCGを組み合わせて制作されたこのシーン。渋谷の街並みがモデリングされていく様子を完成版の映像と比較しながら見ることができる。
また、交差点のど真ん中で、時間遡行軍を前に華麗な身のこなしと剣さばきを見せる髭切、膝丸の姿や、小烏丸役の玉城と骨喰藤四郎役の定本がワイヤーアクションに挑む中、VFXが「刀剣乱舞」の醍醐味である殺陣シーンをさらにダイナミックなものに引き上げている要素の一つであることがよく分かる内容となっている。
本シーンをはじめ、本作のVFXスーパーバイザーとして全体設計を担当したのは、『アベンジャーズ』シリーズや『ドクター・ストレンジ』『キャプテンマーベル』などマーベル作品を幅広く手がける山際一吉と、同じく『アベンジャーズ』シリーズなどのマーベル作品や『ゲーム・オブ・スローンズ』などを手掛けた矢ヶ崎裕二。ハリウッドの第一線で活躍する2人が「最新の技術を日本の映画でふんだんに駆使した」(山際)、「あの長さの尺の渋谷をCGで作った作品は他にない」(矢ヶ崎)とコメントする通り、VFXチームの活躍は本作をエンタテインメントとしてのさらなる高みを生み出している。
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