男子マラソン元日本記録保持者の設楽悠太選手が3月23日、同月31日付でHondaを退社することをInstagramやTwitterで明かしました。今後は、所属先が決まるまでフリーで活動するとしています。
設楽選手は「この度、3月31日を持ちまして本田技研工業株式会社を退職することにしました」と報告。「9年間在籍させていただき、これまで多くの記録に挑戦できたのはファンの皆様の温かい応援とサポートしてくださったスタッフの方々のおかげだと思います。多くの挑戦を与えてくれたチームには感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を伝えました。
また退社の理由について「チームの為に貢献したい気持ちで続けてきましたが、自分自身を見直し、考えた結果、これからまだまだやりたい事、叶えたい夢がある中で新たな事に挑戦して自分自身が進化する為に決断しました」と説明。
今後については「所属先が決まるまでフリーで現役続行で活動していき、心機一転、より一層陸上に励み皆様に嬉しいご報告ができるように頑張りたい」として、「これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけました。
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また、HondaのWebサイトでも「設楽悠太選手の退部について」とのお知らせが掲載。「入部以来長年にわたってエースとして結果を出し、主将としてもチームをけん引した設楽選手の挑戦を続ける姿勢は、チームのみならず、従業員や周囲の方々に勇気や感動を届けてくれました。在籍中におきましては、皆さまの温かいご声援ありがとうございました」との言葉が添えられています。
設楽選手は現在31歳。東洋大学時代は、双子の兄である啓太選手とともに箱根駅伝で活躍。2014年にHondaに入社し、2017年の東京マラソンでフルマラソンに初挑戦。2018年には同じく東京マラソンで2時間6分11秒をマークし、マラソン日本男子記録を16年ぶりに更新しました。
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