【不動産売却】3割以上が、最初にやっておくべきことが「あった」と回答

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2023年03月24日 11:01  マイナビニュース

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日本トレンドリサーチ(運営会社:NEXER)は、不動産エージェントとのマッチングサービス「タクシエ(TAQSIE)」を運営する三菱地所リアルエステートサービスと共同で、「不動産売却で最初にやるべきこと」に関するアンケートを実施した。


不動屋売却をする際「やることが多くて迷う」「まず何から始めればよいのかわからない」という人もいるのではないだろうか。



不動産の売却活動はとにかく時間がかかるもの。何から始めればよいのか事前に分かっていれば、段取りも決めやすいだろう。



今回は、全国の男女1,379名を対象に「不動産売却で最初にやるべきこと」についてのアンケートを実施した。調査期間は2023年3月5日〜3月13日。


まずは全国の男女1,379人に、「不動産売却」をしたことがあるか聞いたところ、28.6%が「ある」と答えた。



不動産売却をしたことがある28.6%の人に、「不動産売却」を考えた時、まず何から始めたかを聞いた。



○■「不動産売却」を考えた時、まず何から始めたか?



・「不動産屋を探す」(60代・男性)

・「信頼出来る仲介者を探した」(50代・女性)

・「不動産の価値を査定したいと考えた」(60代・男性)

・「査定がいくらになるか比較する」(60代・男性)

・「仲介会社に相場を聞いた」(60代・男性)

・「転居先の確保」(60代・男性)



大半が「不動産屋を探す」といった回答をしている。また次に多かったのが「不動産の価値の査定」だった。


続いて、「不動産売却」をするにあたって、最初にやっておくべきだったと思うようなことはあるか聞いた。



34.5%と3割以上が、不動産売却をするうえで、最初にやっておくべきだったと思うようなことが「あった」と答えた。



「不動産売却」をするにあたって、何を最初にやっておくべきだったと思うかも聞いている。



○■「不動産売却」をするにあたって、何を最初にやっておくべきだったと思う?



・「仲介業者の選定」(70代・男性)

・「仲介会社を調べる」(30代・男性)

・「家を綺麗にする事」(50代・男性)

・「売却する不動産の片づけ」(60代・女性)

・「不動産会社の選択・希望売却額・売却期限の決定」(80代・男性)

・「不動産の権利関係の確認」(50代・男性)

・「不動産の知識をつけておかないと相手にイニシアチブをとられ損をする」(60代・女性)

・「付近の相場をチェックすべきだった」(60代・男性)

・「不動産売却をしていた友人・知人に相談しなかったので、それをやるべきだった」(60代・男性)

やはり「不動産会社を調べる」といった回答が多く、他にも不動産の片付けと答えた人もいた。また、権利関係の確認など後回しにしがちなことを挙げている人もいるようだ。



さらに、それを最初にやっていれば、あなたの「不動産売却」はどのように変わったと思うかも聞いてみた。



○■それを最初にやっていれば、あなたの「不動産売却」はどのように変わったと思う?



・「信頼できる業者への委託」より高く売却できたかもしれない(60代・男性)

・「家の汚れをとっておくべきだった」もう少し値段があがったと思う(50代・男性)

・「売却価格を知る」不動産の方と対等に話を進められる(60代・女性)

・「不動産の知識をつけておかないと相手にイニシアチブをとられ損をする」不動産知識が有ればもっと高い値段で売れた(60代・女性)

・「不動産の権利関係の確認」正確な査定ができたと思う(50代・男性)



少しでも高く不動産を売却するために、信頼できる仲介業者を探したり不動産を綺麗にしたりした方が良かった、と答えている人が多かった。



また、不動産売却をしたことが「ある」と答えた28.6%を対象に、「今後不動産売却を考えている人にアドバイスをするとしたら、最初に何をやったほうが良いと伝えるか」聞いてみた。



○■今後不動産売却を考えている人にアドバイスをするとしたら、最初に何をやったほうが良いと伝える?



・「信頼できる不動産会社を見つけておくこと」(60代・男性)

・「売却を急いでいないのであれば売却時期を考えるべき」(60代・男性)

・「一括見積査定を行い、その後アフターサービスの良い会社と交渉する」(50代・男性)

・「会社選びほど重要なことはないです」(50代・男性)

・「不動産知識をつける勉強をすること。自分の土地の相場を調べておくこと」(60代・女性)

・「今の家が、いくらぐらいで売れるのか複数の不動産で情報を調べる」(70代・男性)

・「不動産価格の把握、相談できる業者を見つける」(50代・男性)

・「住宅メーカーに依頼しないこと。それは、家を建てる人の側に立って事を進め、土地所有者の土地を安く見積もろうとする。市場価格での取引など出来ないので、専門の不動産仲介業者を利用すること」(60代・男性)



信頼できる仲介業者選びや、売却時期を考えることが重要といったアドバイスが多く見られた。また、売却しようとしている不動産の価値を調べることも大切だという意見もある。


続いて、不動産売却をしたことが「ない」と回答した人を対象に、不動産売却を今後考えているか聞いたところ、11.2%と1割以上が「考えている」と答えた。



さらに「不動産売却」をすると決まったら、最初に何をやっておこうと思うかと、それを最初にやっておこうと思う理由も聞いた。



○■「不動産売却」をすると決まったら、最初に何をやっておこうと思う?・それを最初にやっておこうと思う理由は?



・「不動産会社の選定」いろいろと相談できる(70代・女性)

・「とにかくいくらで売れるのかを調べたい」お金の問題だから(60代・男性)

・「引っ越し先を決める」計画的に不動産を処分したいので。(60代・男性)

・「登記関係書類の確認」権利関係を明確にしたいので(60代・男性)



仲介業者の選定や不動産の相場を調べる、といった意見が多く寄せられている。



今回の調査の結果、34.5%が、不動産売却で最初にやっておくべきだったと思うようなことが「ある」 と回答した。



実際に経験してみないことには、“何が必要か"ということはわからない場合もある。今後不動産売却を考えている人は、今回出た意見も参考にスムーズに不動産売却を進められると良いかもしれない。



また、最初に信頼できる仲介担当者を見つけることで、後悔のない不動産売却に繋げられることだろう。(エボル)
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