連続ドラマW-30『ドラフトキング』(4月8日より放送・配信) (C)WOWOW プロ野球チームの凄腕スカウトを主人公とした野球漫画をムロツヨシ主演でドラマ化した『連続ドラマW-30 ドラフトキング』(4月8日スタート、毎週土曜 後10:00〜放送・配信、全10話)のキャスト・あらすじ・場面写真・予告編を一挙公開。4月1日正午よりWOWOW公式YouTube チャンネルで第1話の先行無料配信を行うことも決定した。
【画像】第1話〜第8話(最終話)場面写真 『ベー革』、『野球部に花束を』などの野球漫画を生み出してきたクロマツテツロウの原作漫画は、「グランドジャンプ」(集英社)にて連載中。ドラマでは、ムロが主人公の「横浜ベイゴールズ」のスカウト・郷原眼力(ごうはら・オーラ)にふんし、その郷原に散々振り回されながらも、時には行動をともにするバディでもある新人スカウト・神木良輔を宮沢氷魚が演じる。
予告編では、「スカウトの究極の仕事はドラフトキングの発掘じゃ」「俺たちスカウトがホントにやるべきは選手の完成形を予見すること」「先入観は捨てろ。自分の目だけで見極めろ」といった、郷原や下辺の“スカウト”ならではせりふの応酬が続く。スカウトの対象である選手を巡り激しくぶつかり合う神木を前に郷原は「裏金持って来い!」と衝撃的なせりふを言い放つ。果たしてその真意とは――。
また「お前1人が入団することで、誰か1人がクビになる。そういう厳しい世界だ」と“夢”を与えるだけではないスカウトの実情や、プロの世界の厳しさ、日頃から選手たちと向き合うスカウトたちならではの葛藤や苦悩が垣間見える場面も。観客や視聴者が表で見ることのできる感動や栄光の裏にある、プライドとプロフェッショナリズムを胸に、献身的に汗を流している、スカウトたちの生き様が見えてくる。
町田啓太演じる社会人野球の有力選手・阿比留一成のプレー映像や、3日間におよぶ大規模な野球オーディションを経て出演に至った桂木康生役の生田俊平、真田丸謙吾役の中山翔貴、仲眞大海役の兵頭功海ら、選手役キャストたちの気迫のこもったプレーシーンも見どころ。
さらには、スカウト部の熱いぶつかり合い、「ぶっ潰してやる…」と不敵に笑う、郷原の宿敵「大阪ホワイトタイガース」のベテランスカウト・毒島竜二(伊武雅刀)。そして、「ドラフトキングを掴んだのはどっちか。勝負はこっから」と選手獲得をめぐる激闘を予感させる郷原のせりふで幕を閉じる。
■レギュラー出演者
横浜ベイゴールズ・スカウト部の部長で人情派な一面を持つ下辺陸夫役にでんでん。神木同様に元プロ選手であり、よき相談相手でもあるスカウト部の良心的存在・大津良介役に上地雄輔。女好きでチャラいが、元プロ選手の経験を活かし、選手の本質を見抜いていく直感型のスカウト・飯塚健役に平山祐介。データや成績を重視する理論派のスカウト部主任・大越智成役に川久保拓司。最大の決定権保持者であるGM・筒井高志役に阪田マサノブ。
ライバル球団・大阪ホワイトタイガースの凄腕ベテランスカウトで“ハブ”の異名を持ち、あらゆる手段で選手獲得を目論む毒島竜二役に伊武雅刀。郷原のライバルであり天敵となるキャラクターだ。そして、フリーライターの美嶋瞳役に藤間爽子。選手の情報交換をするなど神木と交流を持つが、郷原とは何やら過去の出来事をめぐり因縁があるようで…。
■ゲストキャスト
「2番目の男」編(1、2話)では、ドラフト会議に向けて、郷原は甲子園常連校のエース左腕投手ではなく、誰も見向きもしない控え投手の獲得を進言する。その真意とは? 花崎徳丸高校野球部の監督・佐々木達雄役に大鷹明良。甲子園常連校を率いる名将だが、選手起用をめぐりある策を講じる。花崎徳丸高校3年の控え投手・桂木康生役に生田俊平。抜きんでた才能は無いように見えるが、郷原だけが獲得を目論んでいる。花崎徳丸高校3年のエース投手・東条大貴役に増永樹。全球団が注目している圧倒的才能の持ち主で、神木もスカウトを試みる。
「社会人(ノンプロ)のスペシャリスト」編(3、4話)では、プロでも通用する才能の持ち主ながら社会人野球の道を選び続ける万田自動車の野球部員・阿比留一成(町田啓太)の獲得に向けて神木が動き出すが、横浜ベイゴールズを入団拒否した過去の因縁が徐々に明らかになる。そして、万田自動車野球部の監督・猪俣繁役に田中要次。阿比留を巡り、郷原や下辺ともめた過去がある。練習場に度々やって来る神木に対しても冷たい。
「1億円の男」編(5、6話)では、ドラフト1位指名の鳴り物入りで横浜ベイゴールズに入団したが、大不振に陥ってしまった投手・真田丸謙吾役に中山翔貴。横浜ベイゴールズの2軍ヘッドコーチ・宗野努役に高橋努。立て直しを神木が命じられる。一方、郷原は秘めた才能の持ち主である中学生投手の将来をめぐり、毒島とし烈な争いを繰り広げることに。ポテンシャルを秘めた中学生投手・北畠翔役に木戸大聖。シングルマザーとして息子を大切に育てる北畠花代役に仙道敦子。郷原と毒島の双方から北畠の将来について提案を受ける役どころだ。
「それぞれの選手ファースト」編(7〜最終話)では、郷原が注目する、沖縄・石垣島の高校に通うエース投手・仲眞大海(なかま・オーシャン)役に兵頭功海。大学野球もまた彼の獲得を目指しており、郷原に立ちはだかることになる。
選手を大切に育て、仲眞のためを思い、大学進学を勧める石垣商工高校野球部の監督・比嘉一太役にきたろう。比嘉の大学時代の先輩にあたる、明英大学の監督・山城浩市役にモロ師岡。毒島と結託し、大学の強みを生かすことで、仲眞の獲得を目論む。
そんな山城監督からの好意に恩義を感じており、息子のために大学進学を勧める仲眞大海の父親・仲眞耕三役に阿部亮平。看護師として働きながらも、息子の夢を全力で応援したいと考えている、仲眞大海の母親・仲眞好子役に須藤理彩。仲眞のことを思う、監督、両親、スカウト…それぞれの思惑が激突する。
一方で、仲眞大海は実は怪我に悩まされていて、周囲に悟られぬよう、ひた隠しにしていた。そのことを知っている理解者で、ショートを守る、石垣商工高校野球部のキャプテン・照屋勉役に福松凜。仲眞や照屋と県大会で対決することになる興章実業高校野球部所属でプロ注目のスラッガー・宮里幸太郎役に八木将康、強打を誇る捕手・知念正貴役に高品雄基が登場し、仲眞と死闘を繰り広げる。
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