『三宅健のラヂオ』18年・932回の歴史に幕　ラスト6分で生出演「最後に、生でみんなと一緒に繋がりたい」

　5月2日でジャニーズ事務所を退所する俳優・歌手の三宅健（43）が、25日放送のbayfm『三宅健のラヂオ』（毎週土曜　後10：30）最終回に出演した。

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　三宅は「みなさん抜きでは語れないラジオだと思いますので、本当に心から『三宅健のラヂオ』を愛してくださった皆さんに感謝を伝えたい」とし、「今日で終了しますが、終わりは始まりでもあり、新しい何かが待っているわけですから、さよならじゃないかなと思いますので、皆さま、さびしいなんて言わないで楽しく終わりたいと思います」とメッセージを送った。

　すると、放送終了まで6分となったところで、三宅が「終わんないよ」と録音の声にかぶせて登場し、生放送に。「言いたいこともほぼ言ったんでないんですけど、ただ、みんなに最後にどうしてもね、生で僕の声と共にみんなと一緒に繋がりたいなと思ったので、みんなに会いに2公演終わって飛んでまいりました」と舞台『ミナト町純情オセロ』の公演後に駆けつけたことを明かした。

　そして「『健ラヂ』を愛してくれて本当にありがとうございました」と感謝。「おやすみんなだいすきっ」と愛を込めて放送を終えた。

　同番組は、V6のデビューから10周年の節目・2005年4月にスタート。『健ラヂ』の愛称で18年間親しまれ、今回が932回目の放送となった。

　三宅は1979年7月2日生まれ、神奈川県出身。ジャニーズJr.を経て、坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、岡田准一とともにV6を結成し、1995年にデビュー。グループ年少組のComing Centuryとしても活動した。2021年11月1日に解散するまで、多数のヒットを生んだ。V6解散後は、昨年10月クール『ボーイフレンド降臨！』（テレビ朝日系）に出演したほか、昨年11月にミニアルバム『NEWWW』を発売し、歌手としてソロデビュー。全国8ヶ所12公演の全国ツアーを成功させた。

　今年2月20日、公式サイトなどで5月2日をもってジャニーズ事務所を退所すると発表。「ジャニーズであること、アイドルであることをずっと誇りに思ってやってきました。年齢を重ねこれまでの経験を胸に、新しい自分と出会いたいと思うようになり、一から様々なことに挑戦していく次のステージへ向かうため、このような決断に至りました」とつづっていた。