◆ メジャーデビュー戦で打者・大谷と対戦へ
アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)が25日(日本時間26日)、ブリュワーズとのオープン戦(アリゾナ州メサ)に先発登板。5四死球を与えるなど制球を乱したが、オープン戦ラスト登板を6回無安打2失点で終えた。
立ち上がりから制球にバラつきはあったものの2回まで無失点。3回は一死から8番・ナバレットに死球を与えたが、後続を抑えゼロを刻んだ。
しかし無失点のまま迎えた4回、先頭の2番・ウインカー、続くブロッソーに連続四球を与えると、4番・トロに対する5球目がすっぽ抜け。無死二、三塁でトロに対するフルカウントからの6球目もワンバウンドの暴投(結果四球)となり、2球連続のワイルドピッチで1点目を失った。なおも無死一、三塁で5番・アンダーソンは遊ゴロ併殺。この間に2失点目となる三塁走者の生還を許した。
4回に突然乱れたが、5回以降は2イニング連続3者凡退。6回90球、無安打2失点、3奪三振5四死球の内容で最後の調整登板を終えた。
オープン戦は計5試合(18回2/3)で3勝0敗、防御率3.86をマークし、メジャー初登板は開幕2試合目となる4月1日(同2日)の本拠地・エンゼルス戦に正式決定。指名打者での出場が予想される大谷翔平との“同学年対決”が注目を集めそうだ。