
女性が裕福な男性と結婚することを「玉の輿に乗る」といいます。また、男性が裕福な女性と結婚することを俗に「逆玉の輿」と呼ぶこともあるようです。婚活中のみなさんの「玉の輿」「逆玉の輿」に対する意識はどのようなものなのでしょうか。全国の婚活中の男女299人に調査をしたところ、女性回答者の約2割が「玉の輿に憧れるし狙っている」と回答しました。また、玉の輿と聞いて思い浮かべる異性の年収については、男女とも「1000万円以上」が最多だったそうです。
【グラフ】「玉の輿」「逆玉の輿」と聞いて思い浮かべる年収は?(調査結果を見る)
株式会社TMSホールディングス(大阪市中央区)が運営する結婚相談所『フィオーレ』が、2023年1月にインターネット上にて実施した調査です。
まず、女性回答者に「玉の輿に憧れる、もしくは狙っていますか」と聞いたところ、「玉の輿に憧れるし狙っている」と回答した人は18.2%だった一方で、「玉の輿に憧れないし、狙ってもいない」と回答した人は19.5%と同程度という結果となりました。
これを年代別でみると、20代女性は「玉の輿に憧れているが狙ってはいない」と回答した割合が高く、40代女性では「玉の輿に憧れているし狙っている」と回答した割合が唯一2割超と、ほかの世代よりも高くなる傾向が見受けられたそうです。
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他方、男性回答者では「逆玉の輿に憧れているし狙っている」と回答した人は14.5%と女性よりも低い結果に。これを年代別にみると、20代男性は「逆玉の輿に憧れているし狙っている」(22.2%)と回答した割合が20代女性(18.2%)よりも多い結果となりました。
次に、女性回答者に「玉の輿と聞いて思い浮かべる異性の年収」を聞いたところ、「1000万円以上」(51.9%)、「3000万円以上」(12.3%)、「700〜899万円」(11.7%)と続きました。
これを年代別でみると、「1000万円以上」と回答した割合は20代が54.5%だった一方で、40代では76.9%、60歳以上では92.9%と、年代が上がるにつれ、玉の輿のハードルは上がる傾向になっていたといいます。
他方で、男性回答者が「逆玉の輿と聞いて思い浮かべる異性の年収」としては、こちらも「1000万円以上」(31.7%)が最多だった一方で、「400万円未満」(13.1%)という回答もありました。これを年代別にみると、20代と30代の約3割が「500万円未満」と回答していたそうです。
最後に、女性回答者に「結婚相手に求める年収」を聞いたところ、「400〜699万円」(57.1%)、「700〜999万円」(24.7%)といった回答が上位を占める結果に。これを年代別にみると、20〜30代までは「500万円未満」が約3割だった一方で、40代では「500万円以上」の割合が約8割という結果となっていたそうです。
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また、男性回答者が「結婚相手に求める年収」としては、「100〜399万円」(62.1%)、「400〜699万円」(23.4%)といった回答が上位に。年代別でみると、50代を除くすべての年代の約8割が「500万円未満」と回答していたそうです。
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【出典】
結婚相談所フィオーレ、フィオーレパーティー
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