「セーラームーンCosmos」三石琴乃、スターライツの推しポイントは「パンツのうしろのくぼみ」

劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」のステージイベントが、本日3月26日に東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2023」内で行われた。

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イベントにはエターナルセーラームーン／月野うさぎ役の三石琴乃、セーラースターファイター／星野光役の井上麻里奈、セーラースターメイカー／大気光役の早見沙織、セーラースターヒーラー／夜天光役の佐倉綾音が参加。それぞれステージ裏で、自分が演じるキャラクターのセリフを披露したのちに登場した。劇場版の公開を前にして「少しずつ日常が戻ってきて、こうして皆さんとエナジーの交流ができるのは本当にうれしいなあ、ありがたいなあと思っています」と三石。アフレコでは三石に会えなかったという佐倉は「今、生で初めて声を聞いて、これが世界を救ってきた声なんだなあと」と感動した様子を見せる。「期待値の高いスターライツの声の1人として立たせてもらっているので、実は今けっこう緊張しています」と明かすも、三石に「出る直前までパン食べてたじゃないですか！」と暴露されていた。

劇場版に出演決定したときの気持ちを聞かれた井上は、いまだに信じられないと話す。小学生の頃は「セーラームーン」で育ってきたと言い、実は「セーラームーン」のオーディションに3回応募していたことも告白した。「3回目に落ちたとき、自分は『セーラームーン』に出演することができないんだと号泣しました。そんな自分がスターライツとして受かったときは現実とは思えず、台本をもらうまで夢だと思っていました」と積年の努力が実り、感動した様子を見せる。早見もいまだに信じられないと話し、「オーディションを受けられたことが一生の記憶に残るくらいの記念だと思っていました。不安と緊張がすごかったので、なんとか今日を迎えられてよかったです」と述懐した。

佐倉はアフレコ時に、音響監督から「もうちょっと（スターライツで）声を住みわけていいよ」と言われたことが記憶に残っていると話す。「たしかに、アイドルってそれぞれが個性的だよなと納得しました。その中でも守るもの、戦っていくものは同じ方向を見て演じることができたかなと思います」と述べた。三石は今回の劇場版は一番難解なストーリーだと評し、アフレコ時には「お客さんを置いていかないように、うさぎちゃんの気持ちの変化などを丁寧に、自分にウソのないようにして取り組みました」と語った。

続いて劇場版で注目するキャラクターのフリップトークへ。三石はセーラースターライツを挙げ「普段はアイドルとしてカッコいい活躍をしつつも、変身したあとは超セクシー。あのコスチュームのポイントはパンツのうしろのくぼみです！」と高らかに宣言。スターライツの面々は「そんなところまで見てくださっていたんですね（笑）」「ありがとうございます！」と口々に喜んでいた。早見は劇場版のキーキャラクターでもあるちびちびを選択。三石がちびちびのキャラクターボイスも務めることについて、井上は「三石さん、声帯がいくつあるんだろう」と驚いた様子だった。そんな三石は「ちびちびちゃんをお願いしますと言われたとき、うれしいのと、いけるかなという心配はありましたが、声の調整とかをがんばりました」と解説。佐倉がちびちびを「育てたい」とつぶやくと、観客からは同意の拍手が湧いた。

その後「セーラームーン」に関する新情報が一挙解禁に。TVアニメ「セーラームーン」シリーズのYouTube無料配信や「美少女戦士セーラームーンCosmos」のテーマソングコレクションのジャケット解禁、公式TikTokアカウントの開設などが発表された。一番くじの第2弾発売も決定したと伝えられたキャスト陣。佐倉が三石からスターライツのグッズをもらったことを明かすと、三石がこっそりセーラームーンストアに通っていることを告白する。「スタンプカードもたまってまーす！」とアピールすると、井上、早見、佐倉は驚愕した様子を見せ、「本人が行っちゃ大変なことになりますよ！」「行くとき教えてください、僕らが守るんで！」と口々に話した。

ステージ終盤には新たなPVも解禁に。最後には三石が「皆さんの愛が集まってできた映画だと思います。いろんな人を愛し、愛されてきたうさぎちゃん。そういった愛があるゆえに前に進める力が沸き起こってくる部分を見ていただきたいなと思います。強くて可愛いだけじゃない女の子たちの活躍をどうか応援してください」と締めくくり、イベントは閉幕した。

「美少女戦士セーラームーンCosmos」は6月9日に前編、30日に後編が公開される。

(c)武内直子・PNP／劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会