川崎Fは湘南とスコアレス…横浜FMと名古屋が2連勝で好スタート/ルヴァン杯GS第2節

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2023年03月26日 18:27  サッカーキング

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川崎Fと湘南の一戦はスコアレスで終了 [写真]=金田慎平
 2023シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第2節が25日と26日に各地行われた。

■横浜FM、名古屋が2連勝!


 Aグループでは昨シーズンの明治安田生命J1リーグ覇者である横浜F・マリノスが敵地でサガン鳥栖と対戦した。試合は前半から両者多くのチャンスを作り出したものの、均衡は破れずに終盤に突入。試合が動いたのは79分。横浜FMはペナルティエリア手前中央でマルコス・ジュニオールからのパスを引き出した永戸勝也がダイレクトでスルーパスを通すと、抜け出した植中朝日がループシュートを沈めた。86分には右からのクロスボールに吉尾海夏が反応。最初のシュートはGK朴一圭に掻き出されたものの、こぼれ球を自ら押し込み、勝利を決定付けた。試合はこのままタイムアップを迎え、横浜FMが今季のルヴァン杯開幕から2連勝を記録した。

 Aグループもう一方の試合ではジュビロ磐田と北海道コンサドーレ札幌が対戦。試合はスコアレスで折り返した後半、互いに2点を挙げる撃ち合いとなったものの、後半アディショナルタイムに決勝弾が生まれる。セットプレーのこぼれ球を馬場晴也が狙うと、出間思努がコースを変えてゴールイン。札幌が3−2で勝利した。

 Cグループでは共に開幕戦を勝利で飾ったサンフレッチェ広島と名古屋グランパスが激突。試合は29分、右サイドでボールを奪ったところから満田誠がボールを運んで中央へ折り返すと、川村拓夢がファーストタッチから左足でミドルシュートを沈めた。名古屋は1点ビハインドとなったものの、57分からピッチに立った3人が試合を動かす。61分、米本拓司のボール奪取からパスを受けた森下龍矢が、カットインからコントロールショットを叩き込む。63分には米本のスルーパスに抜け出した永井謙佑がGKとの1対1を冷静に仕留め、逆転に成功した。試合はこのままタイムアップを迎え、名古屋が2連勝を飾っている。

 また、今季のルヴァン杯初勝利を狙う横浜FCとヴィッセル神戸の一戦では、76分にアンドレス・イニエスタが今季の公式戦初出場を飾った。85分にはイニエスタを起点に決勝ゴールが生まれる。イニエスタのスルーパスで左サイドを抜け出した汰木康也が中央へ折り返すと、最後は大迫勇也が押し込んだ。このゴールが決勝弾となり、神戸が今季のルヴァン杯初勝利を飾った。



■川崎Fはまたも勝てず…新潟は鹿島を下す

 Bグループでは黒星スタートとなった川崎フロンターレが、ホームに湘南ベルマーレを迎えた。試合は序盤からマルシーニョがチャンスを迎えたものの決めきれず。71分には山根視来のクロスボールからマルシーニョがヘディングシュートを狙ったが、GK富居大樹のファインセーブに阻まれた。試合は最後までゴールネットが揺れず、スコアレスで終了している。前節川崎Fを下した清水エスパルスは敵地で浦和レッズと対戦。38分に左からのクロスボールをブライアン・リンセンが押し込み、リンセンの加入後初得点で浦和が先手を取る。だが、清水は71分に敵陣でのボール奪取からベンジャミン・コロリが強烈な左足ミドルシュートを叩き込んだ。試合はこのまま終了。1−1のドローで終わった。

 Dグループではアルビレックス新潟が鹿島アントラーズを1−0で下した。52分に秋山裕紀が放ったミドルシュートが相手に当たってゴールに吸い込まれ、これが決勝弾となっている。アビスパ福岡と柏レイソルの一戦は両チーム3点を挙げる撃ち合いの末にドローとなった。

■白熱の大阪ダービーは後半ATに食野亮太郎が同点弾

 Eグループでは互いに開幕戦を勝利で飾ったガンバ大阪とセレッソ大阪の“大阪ダービー”が実現した。試合は52分、G大阪のバックパスが乱れた隙を見逃さなかった毎熊晟矢がドリブルから左足でニアサイドを射抜き、C大阪が先制。リードを許したG大阪は後半アディショナルタイム、ペナルティエリア手前でダワンからのパスを受けた食野亮太郎が細かいタッチから左足を振り抜く。相手DFの股を抜くシュートがゴールに吸い込まれ、G大阪が土壇場で試合を振り出しに戻した。試合はこのまま1−1のドローで終了している。

 FC東京はホームで京都サンガF.C.と対戦。試合は15分にペロッチのFC東京加入後初ゴールで先手を取ると、ここから一気にゴールラッシュ。75分には途中出場の熊田直紀が右からのクロスボールに反応。ヘディングシュートを沈め、5点を挙げたゴールショーに華を添えた。

 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。

■GS第2節・試合結果
▼Aグループ
磐田 2−3 札幌
鳥栖 0−2 横浜FM

▼Bグループ
浦和 1−1 清水
川崎F 0−0 湘南

▼Cグループ
横浜FC 0−1 神戸
広島 1−2 名古屋

▼Dグループ
新潟 1−0 鹿島
福岡 3−3 柏

▼Eグループ
FC東京 5−0 京都
G大阪 1−1 C大阪

■GS順位表
※()内は勝ち点/得失点差
▼Aグループ
1位 横浜FM(6/+3)
2位 札幌(4/1)
3位 鳥栖(1/−2)
4位 磐田(0/−2)

▼Bグループ
1位 清水(4/+1)
2位 浦和(2/0)
2位 湘南(2/0)
4位 川崎F(1/−1)

▼Cグループ
1位 名古屋(6/+3)
2位 神戸(3/−1)
2位 広島(3/+1)
4位 横浜FC(0/−2)

▼Dグループ
1位 福岡(4/+1)
2位 新潟(3/0)
3位 柏(2/0)
4位 鹿島(1/−1)

▼Eグループ
1位 G大阪(4/+2)
1位 C大阪(4/+1)
3位 FC東京(3/+4)
4位 京都(0/−7)

■GS第3節・対戦カード
◉4月5日(水)
▼Aグループ
19:00 横浜FM vs 札幌
19:00 磐田 vs 鳥栖

▼Bグループ
19:00 川崎F vs 浦和
19:00 湘南 vs 清水

▼Cグループ
19:00 神戸 vs 広島
19:30 名古屋 vs 横浜FC

▼Dグループ
19:00 鹿島 vs 福岡
19:00 新潟 vs 柏

▼Eグループ
19:00 京都 vs C大阪
19:00 G大阪 vs FC東京

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  • ガンバ大阪は間違いなく粘り強くなった 成長してる
    • イイネ!1
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