＜時代遅れ……＞男が台所で料理をするのはみっともない！？旦那さんの考えは変えられる？

家庭を築いた時点で家事や育児の分担をする夫婦もいれば、まだ男は家事をやるものではないという考えも根強く残っているかもしれませんね。家事をしてくれない旦那さん、仕事をしているママからすれば結婚後は負担が増える一方でしょう。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。

『結婚したのに男が台所に立つなんてみっともない事できるか！　と、うちの旦那は本気で言います。義父もリビングから全く動きません。旦那の会社の同僚達も友人も、家事は一切しないそうです。「パート先の人は旦那さんも料理をすると言っていたよ」と旦那に伝えても、それは外で見栄を張って嘘をついているだけだと言います。旦那は40代です。このくらいの年代であっても、まだまだ家事や育児は女がやるものという考えが根強いと思いませんか？』

こちらの40代の旦那さんは、結婚した以上は台所仕事は妻がやることと考えているようで料理は一切しない、掃除や洗濯に関しても同じようです。ママから他の家庭では旦那さんが家事をすることもあると聞いても、それも疑っている様子。自分に都合が悪いことなので否定したいのかもしれませんし、旦那さんの父親が全く家事をしないので、それが正しいと考えているのかもしれません。でも家事や育児は女性の仕事という考えが根強く残っている、このような旦那さんは少なくないようですよ。

家事は妻の仕事と強く思っている旦那さんたち

『うちの旦那は家事は女がやるものとは言わないけれど、のらりくらりと家事から逃げて全くやりませんね。旦那の父親もそうです。もう子どもも中学生だし扶養を抜けてフルタイムにならないか？　と職場で打診されて旦那に話したら、別に今のままでよいよ、疲れて家事がおろそかになっちゃうからやめておけば？　と言われました。協力しようなんて気持ちは微塵もないんだなと思いました』

『うちの旦那も似たような感じで、ゴミ捨てすら俺のやることじゃないと言ってやってはくれない。お義父さんも家のことは一切やらない。でも手を出されたとしても何もできない人だし、私の仕事が増えるだけなのが目に見えている。だから旦那に何も期待しない』

家事を一切やらない旦那さんは、家事は妻がすることという強い考えがあるのかもしれません。ある旦那さんは自分が家事をすることになる可能性があるため、ママがフルタイムで仕事をすることに難色を示したそうです。フルタイムの方が収入がアップするので家計は助かるでしょうけれど、どうしても家事をしたくないようですね。旦那さんに期待したところで、ママの仕事が増えるだけなのが目に見えている……。そんな気持ちになってしまうこともあるようです。

旦那さんには何もしてほしくない！

『私のこだわりがすごいから、旦那にやって欲しくない。男の料理なんて油はドバドバ使うし焦がした料理が好きだし、病気になりそう』

『うちは逆にキッチンに立って欲しくないわ。帰宅したら自分でおつまみを作るんだけれど、手に何か付いていてもそのまま水道のレバーを触るし、足元に水滴や切った野菜クズが落ちているし。いちいち注意するのも面倒になるよ』

旦那さんがキッチンに立つ家庭もありますが、普段ママが作っている料理よりも油が多かったり焦げていたりと、ママの好みに合わないこともあるようです。また調理中にキッチンを汚されることも気になってしまいますよね。後片付けまできちんとできるならよいのでしょうけれど、旦那さんは料理をしたことに満足して、片付けはママがするパターンもあるのではないでしょうか。ママからすると諸手を挙げては歓迎できないようですね。

台所に立たない旦那さん。その背景に何がある？

旦那さんが育った環境

『育った環境の影響がとても強いと思う。親がやっていなかったら子もやらない』

『うちも似た感じ。旦那の父親も何もしない人だったみたい。旦那の祖母が「男が台所に入るなんてみっともない」という考えの人だったらしく』

旦那さんがキッチンで料理をしないのは、育った環境も理由の1つでしょう。旦那さんの父親が料理ができるのを待っているだけの人ならば、それが夫として正しい姿と思ってしまうこともありますよね。「料理をするなんてもってのほか」という考えが生まれるのも仕方ないのかもしれません。

家事の経験が少なすぎる

『家事をしないのは、一人暮らしをしていないのかな？』

旦那さんが料理などの家事をしないのは、そもそも経験が少なくて「できない」のかもしれません。料理をしたくても、材料や作り方がわからない可能性もあります。一人暮らしをしていれば自分で家事をしたのでしょうけれど、ずっと実家暮らしだった場合には家事を身につける機会がなかったのではないでしょうか。

家事をするようになった旦那さん。ママたちの作戦を参考にしてみて

『いまどき台所に立たなくてよい男は年収2,000万円以上だけ。旦那にそう伝えたら料理もするようになった』

旦那さんからすれば耳が痛い話かもしれませんが、今の時代を考えると家事をしなくてもよい男性は、高収入であることが条件と考えるママもいます。ママも同じように仕事をしていれば、なおさらそう思ってしまうのかもしれませんね。その言葉を聞いて家事をするようになった旦那さんは素直な人なのでしょう。一方で、このような言葉にカチンとくる旦那さんもいるでしょうから性格を見極めたうえで使う方法になりそうです。

『20代で結婚したときは、私も夫と同業種で働いていたし、家事はお互いしていたよ。最初は目玉焼きの作り方から教えたけれど、1年くらいで味噌汁や炒め物とか普通の食事は作れるようになった。今40代』

ずっと料理をしてこなかった旦那さんは、最初から上手に作れるわけではありませんから、基本的なことから少しずつ身につけてもらうのも手ですね。ママが一緒に作ってもよいですし、レシピサイトや動画などを参考にすることもできるでしょう。このときに作ってくれた料理には文句を言わないことが大切。旦那さんが作ったことを評価して「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えると、旦那さんのモチベーションも上がるかもしれませんね。

文・こもも　編集・ここのえ　イラスト・善哉あん

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