
フードビジネスコンサルタントの永田雅乙さんが27日、千葉県市川市で『OTSUさんといっしょ PIZZAづくり体験』を開催し、親子70名が受講。終了後は受講した子どもたちに「ピザ職人認定証」が渡された。
【写真】偉大な曽祖父をもつフードビジネスコンサルタントの永田雅乙さん
永田さんは「永田ラッパ」の異名をとった映画会社、大映社長で『羅生門』などを制作、プロ野球では大映球団のオーナーとなり、パ・リーグの初代総裁として活躍した、故・永田雅一さんの最後の本家男児曾孫として生まれた。14歳から老舗イタリアンレストランで厨房を含め、様々な店に入り、10代で創作イタリアンを初店舗しプロデュース。現在、フードビジネスコンサルタントとして活躍中。
今回のイベントはコロナ禍から久々の開催で「元々、本を13冊くらい出してるんですが、本の印税を社会的活動に充てようと思い、施設の子たちを有名店に招いてシェフと一緒に料理をして、一緒にご飯を食べて片付けまでする―という活動が最初です」と話す。当時の施設の子たちは中学卒業で働き出していやいや飲食に来る子も多かった。「でも我々飲食業界は学歴なんて関係ないので金の卵なんです。それで施設の子たちが幼少期にこういう体験をしたらコックさんになりたいと言ってくれるんじゃないかと思ってやりだした。その結果、実際30、40人くらいコックさんになってくれました」。
偉大な曽祖父とは自身が9歳まで存命で色んなところに連れて行ってもらったという。その中でも一番印象に残っている言葉は「人を笑顔にする仕事をしなさい」「人を笑顔にすることが仕事なんだ、そうすれば仕事にもお金にも困ることはない」と教わって来たと言い「そういう子育てのエッセンスが山盛りでそれを今日みたいなイベントで話しています」と語り、また雅一からはお正月のお年玉で買ったものをずっと大切に使っていると褒めてくれたといい「お金というのは減るんじゃなくて、豊かさとトレードしてるんだということを教わった」と話した。
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この日、受講した子どもたちには「色んなことに好奇心を持ってチャレンジをする、怖がらずに結果にとらわれず、変化に強い子になってほしい」と目を輝かせながら語った。
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