「もう泣かないと思ってたのに泣きすぎちゃった」と語った山田邦子 (C)ORICON NewS inc. 昨年11月28日に61歳で死去した俳優の渡辺徹さんのお別れ会が、28日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われ、山田邦子が参列した。
【写真】榊原郁恵の肩を優しく抱く渡辺徹さん 報道陣の取材に応えた山田は「亡くなってから4ヶ月経って、もう泣かないと思ってたのに泣きすぎちゃった」と悲しみを伝えつつ「肉体関係がなくて良かったです(笑)」と笑わせ、気丈に振る舞う姿を見せた。
また、徹さんの人柄について「大勢でにぎやかにいるのが大好きで寂しがり屋。私は一人でいることも平気なんですけど、『何してる?1人じゃない?』って連絡くれたりして、1人のときはすぐ来てくれた。きょう皆さんのお話を聞いて、みんなにやってたんだなと思いました。豪快で優しいやつだった」と振り返った。
亡くなったのを聞いたときは「体の半分がなくなったようで、『わー!』となってしまって、これじゃあ送れないなと思っていたんですけど、きょう、やっと送れるような気持ちになりました」とし、「今日ちゃんと手を合わせられたし、ありがとうと言えました。徹、お疲れ様でした」と最後に伝えていた。
渡辺さんは1961年5月12日生まれ、茨城県出身。81年『太陽にほえろ!』ラガー(竹本淳二)役でデビュー。『風の中のあいつ』『気になるあいつ』主演をはじめ多数のドラマ・映画・舞台に出演し、NHK大河ドラマや連続テレビ小説でも複数の役柄で存在感を示した。バラエティー番組などでも活躍したほか、声を生かして吹き替えやナレーションも務めた。