「airdoor(エアドア)」は3月23日、「部屋探しについてのアンケート」の調査結果を発表した。調査は2月28日、2年以内に引っ越しをした東京都在住の20〜50代の男女400人を対象に行われたもの。
まず、部屋探しをする際に、自らインターネットで物件を検索するか尋ねたところ、90.5%が自分で物件を検索しているという結果となった。
おとり物件に遭った経験については、42%が「ある」と答えている。経験者からは「時間が無駄になり気分が悪かった」「不動産会社に信頼感がなくなった」などのコメントが寄せられている。
部屋探しで困ったことを尋ねると、「仲介手数料が高かった」が55.5%で最も多く、「敷金・礼金が高かった」が55.3%、「問い合わせをした物件が既に成約済みだった」が37.8%で続いた。
日常生活で「タイパ」を意識しているかについては、「とても意識している」と「やや意識している」の回答が合計で87.5%となり、約9割がタイパを意識していることが分かった。
また、部屋探しもタイパよく行えたらいいと思うか聞いてみると、「とても思う」と「やや思う」の合計回答は87.3%にのぼっている。
部屋探しにおける希望を尋ねたところ、「自分で検索していいと思った物件を内見したい」が76.8%という結果となった。
部屋探しでわずらわしいと感じることについては、「契約に時間がかかる」「店舗に行く回数が多い」「写真と実際の物件が違う」などの回答を得ている。
オンラインで完結できると便利だと思うことを尋ねると、「内見の予約」が68.5%で最も多く、以下「物件の検索」が66.8%、「入居申し込み」が57.3%で続いた。(フォルサ)