センバツ8強出揃い29日に準々決勝　昨春V大阪桐蔭、夏春連覇目指す仙台育英など

◆ ベスト8最後の椅子は昨夏王者

　『第95回選抜高等学校野球大会』は大会9日目の28日に3回戦4試合が行われ、あす29日の準々決勝に進出する8校が出揃った。

　第1試合は前年王者の大阪桐蔭（大阪）が能代松陽（秋田）のエース右腕・森岡大智に苦しみながらも、7回にスクイズで挙げた1得点を守り切り2連覇へ向け前進した。

　第2試合も1−0で決着する好ゲームで、東海大菅生（東京）が沖縄尚学（沖縄）を制し2大会ぶり2度目の8強進出。21年夏に降雨コールドで敗れた大阪桐蔭へのリベンジのチャンスを勝ち取った。

　第3試合は報徳学園（兵庫）が延長10回タイブレークの末に東邦（愛知）を下しサヨナラで8強進出。第4試合は史上5校目の夏春連覇を目指す仙台育英（宮城）が、3投手による継投でリードを守り切り、6−1で準々決勝へと駒を進めた。

　29日に行われる準々決勝は、朝8時30分に第1試合がプレーボール予定。30日は休養日となり、31日に準決勝、4月1日に決勝戦が行われる。

　28日の結果と29日の予定は以下の通り。


▼ 3月28日（火）3回戦の結果
第1試合　大阪桐蔭（大阪）　1 − 0　能代松陽（秋田）
第2試合　東海大菅生（東京）　1 − 0　沖縄尚学（沖縄）
第3試合　東邦（愛知）　4 − 5　報徳学園（兵庫）
第4試合　龍谷大平安（京都）　1 − 6　仙台育英（宮城）

▼ 3月29日（水）準々決勝の予定
第1試合　作新学院（栃木） − 山梨学院（山梨）
第2試合　専大松戸（千葉） − 広陵（広島）
第3試合　大阪桐蔭（大阪） − 東海大菅生（東京）
第4試合　報徳学園（兵庫） − 仙台育英（宮城）