限定公開( 1 )
米Googleは3月28日(現地時間)、4月2日の「世界ファクトチェックデー」に向け、Google検索の結果の信頼性を判断するための複数の取り組みを発表した。
●「この結果について」がグローバルで正式版に
「この結果について」は、検索結果のURLの右端に表示される縦[…]をクリックすると表示される、情報提供者についての概要を表示するカードだ。昨年4月に発表され、日本でもβ版として既に表示されるようになっている。
これが、日本語を含むすべての言語で正式版になる。
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●「この結果はすぐに変わる可能性があります」が日本語でも
突然の災害や大きな事件などについての未確認の速報の検索結果に、「このトピックが新しい場合は、信頼できる情報が公開されるまでに時間がかかる可能性があります。この結果はすぐに変わる可能性があります」というラベルを表示する機能が、向こう数カ月以内に日本語版にも拡大される。
●「この著者について」カードも
「この結果について」に加え、著者についての概要も表示する「この著者について」が英語版で導入される。
●「このページについて」が検索トップに
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「このページについて」がカードだけでなく、検索のトップにも表示されるようになる。これは英語版で利用可能になっている。
例えば非営利団体のURLを検索すると、その団体の情報が検索トップに表示されるという(本稿筆者が試したところ、表示されない団体もあった)。
●「Perspectives」で多様な視点を紹介
「Perspectives」は、検索結果についての「より多くの声を取り入れ、より多くのコンテキストを提供するための取り組みの一環」として追加する、カルーセル状に表示されるコンテンツカード。
トップストーリーの下に表示され、多様なジャーナリストや専門家による情報を紹介する。
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まずは米国の英語版で提供を開始する。
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