栗山英樹監督 (C)ORICON NewS inc. 『第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』で、日本代表「侍ジャパン」が決勝でアメリカを下し、14年ぶり3度目の世界一を達成した。侍ジャパンの公式ツイッターが29日に更新され、大会終了後に栗山英樹監督が選手らに贈ったメッセージの動画が公開された。
【動画】選手たちも真剣な表情!栗山英樹監督が選手たちに感謝、出場できなかった選手には謝罪も 投稿では「2023 WORLD BASEBALL CLASSICで、3大会ぶり3回目の優勝を果たした侍ジャパン。大会終了後、チームを率いた栗山英樹監督が選手たちに向けてメッセージを贈りました」と紹介。
添付された動画では、栗山監督が激闘を終えた選手たちを前に「まずはスタートする時に言いましたけど、これだけの素晴らしい選手が集まっているのにも関わらず、この大事な時期にずっと試合に出ることができなかった選手もいたと思います」と思いを吐露。「本当に嫌な思いをさせたと思いますけど、それは本当に勘弁してください。チームが勝つために一生懸命考えてやったことなので勘弁してください」と謝罪した。
「ただ、今回経験したことをチームに帰って、みんながシーズンで頑張ってくれることを祈ってますし、日本中に野球の素晴らしさが伝わったと思います」と手応えも感じたよう。「以前からジャパンというのは『野球の伝道師であれ』というような思いがあるんですけど、いろんな勉強をしたりとか、そういったものをチームに戻って、次の世代、子どもたちのためにもぜひ伝えていってください」と選手たちに期待した。
最後は「嫌な思いをした選手には申し訳ない。勘弁してください」と、出場がかなわなかった選手たちに再び謝罪。「ただ、またぜひこういう素晴らしいチームで、みんなで集まってやりたいと思うので、本当に素晴らしい野球だったと思います。本当にありがとう。またみんなで元気に会いましょう」と感謝を伝えた。