恋人に「やさしさ」を求める都道府県、3位 山形県、2位 茨城県、1位は?

富士甚醤油は3月30日、「味噌とやさしさに関する調査」の結果を発表した。調査は2月24日〜27日の期間、全国の20歳以上1,000人を対象に行われた。


まず、味噌の好みを尋ねたところ、「甘い味噌」が43.8%、「どちらかというと甘い味噌」が10.3%と、過半数の54.1%が甘い味噌が好きと回答した。



甘い味噌派が多い都道府県ランキングをみると、1位「鹿児島県」、2位「愛媛県」、3位「広島県」と西日本の3県がトップ3に入った。一方、しょっぱい味噌派が多い都道府県は、1位「群馬県」、2位「長野県」、3位「岩手県」と比較的東側の都道府県が上位に並んだ。



「やさしい料理」といえば何を思い浮かべるか聞くと、1位に選ばれたのは「味噌汁」(30.1%)。以下、2位「おかゆ」(25.3%)、3位「雑炊」(10.7%)と続いた。



続いて、今住んでいる都道府県の人はやさしいと思うかとの問いには、8割以上が「やさしいと思う」「どちらかというとやさしいと思う」と回答。また、「やさしいと思う」「どちらかというとやさしいと思う」と回答した人の割合をもとに、やさしい人が多い都道府県をランキング化。1位は「鹿児島県」、2位「沖縄県」、3位「秋田県」となった。

「やさしさ」が世の中でどれくらい重要視されているかを確認するため、一つの基準として「恋人に求める条件」を調べたところ、圧倒的に多かったのは「やさしい」で73.1%を占めた。また、恋人にやさしさを求める都道府県ランキングは、1位「静岡県」、2位「茨城県」、3位「山形県」となった。


さらに「環境へのやさしさ」に関しても調査を実施。買い物時、環境に配慮したパッケージの商品を「必ず選ぶ」「選ぶことが多い」と答えた人は25.3％にとどまったのに対し、「エコバッグ」「どちらかというとエコバッグ」を使用する人は80.2%に上った。同調査では「エコへの意識を持っている人は多いものの、パッケージなど細かいところまで気にしている人はまだ少ない」と分析している。



なお、環境にやさしい都道府県ランキングは、1位「愛知県」、2位「宮城県」、3位「秋田県」となった。（御木本千春）