限定公開( 5 )
『ドラえもん』のスネ夫は描かれたアングルによって、髪形の流れや“とがった部分”の向きが変わります。それゆえ立体での再現は困難とみられていましたが、フィギュア原型師の榎木ともひでさんがやり遂げてしまいました。
榎木さんは粘土で作ったスネ夫の頭部を、Twitterにて動画で紹介。正面や右側から見ると、髪形は左側に流れていますが、左側からは流れが右向きに逆転したように見えます。不思議……!
その秘密は、髪の突起を本来より2つ増やした「5またの造形」と、塗装に用いられた漆黒の塗料「黒色無双」。限りなく闇に近い黒に染められたことで、1つの角度から見たときに余計な突起は周囲に溶け込み、いつもの「みつまたの前髪」が見えるわけです。
スネ夫の立体化について1つの回答を示した投稿には、「よく見ると口の再現も見事」「黒色無双の正しい使い方!」「エッシャーもびっくり」「イグノーベル賞もの」と多くの賛辞が寄せられました。榎木さんは以前にも、不可能図形「ペンローズの三角形」を再現し話題を呼んでいます。
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動画提供:榎木ともひでさん
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