【WBC】「あなたにとってのMVP」1位はあの選手! 「まるで漫画の主人公のようだった」「投打にわたる活躍と熱いキャプテンシー」「感動した」

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2023年03月31日 09:31  マイナビニュース

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産業能率大学スポーツマネジメント研究所はこのほど、「WBC2023に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は3月23日〜26日、全国20歳〜69歳までの男女1,000人(うち、55.8%が非プロ野球ファン)を対象にインターネットで行われた。


侍ジャパンが3大会ぶり3度目の優勝を果たした「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」。全国各地で盛り上がりを見せた大会直後に、全試合の視聴・満足、日本代表選手に関する認知度や、日本選手以外で印象に残った人物など、WBC・野球に関する意識調査を実施した。



まず、「あなたにとってのMVPは?」と質問したところ、実際のMVPである「大谷翔平選手」(427票)がダントツの1位に。「まるで漫画の主人公のようだった」「投打にわたる活躍と熱いキャプテンシーでチームを牽引した」「感動した」といった声が。



続く2位は「1人に絞れない」(180票)となり、栗山監督やコーチ陣も含めて「全員野球でチーム一丸となって勝ち上がってきたので」「皆良い働きをして役割を果たしたので」と、全員を称える人も多数。また、3位には「吉田正尚選手」(115票)が選ばれ、「大会史上最多打点を記録したから」「準決勝での同店ホームランがなかったら、優勝できていないと思うので」といった声が寄せられた。



以下、4位「ダルビッシュ有選手」、5位「ラーズ・ヌートバー選手」、6位「村上宗隆選手」と続いた。


続いて、大会前と大会後の認知率を比較したところ、最も知名度がアップした人物は「ラーズ・ヌートバー選手」だった。「たっちゃん」の愛称で親しまれ、「ペッパーミル」パフォーマンスを社会現象にするなど、その認知率は、大会前に比べて45.7ポイントも上昇。



以下、4番に座って勝負強い打撃を見せた「吉田正尚選手」、3位「源田壮亮選手」、4位「近藤健介選手」、5位「大勢選手」など、野球ファンにとってはお馴染みの選手も、今回のWBCを機に一般層にまで認知を拡げた。

次に、全試合における視聴率・観戦率(球場での観戦、録画・ニュースやダイジェストでの視聴、テレビ以外の視聴手段を含む)を調査したところ、アメリカとの「決勝」(64.4%)が1位に。次いで、メキシコとの「準決勝」(62.9%)が続き、ともに60%超え。そのほか、「準々決勝」や「1次ラウンド(プールB)」「表彰式」など、10%を超えたのはいずれも侍ジャパンに関連する試合・セレモニーだった。



一方、視聴・観戦の満足率が最も高かったのは「準決勝」のメキシコ戦で94.1%。吉田正尚選手による起死回生の同点3ラン、9回裏先頭打者・大谷翔平選手のヘルメットを飛ばしながらの激走と鼓舞、それまで不調に苦しんでいた村上宗隆選手のサヨナラ打など、劇的なシーンが多かった。次いで「決勝」も92.4%と高い満足率を叩き出し、1次ラウンド(プールB)の中では、野球新興国ながら善戦した「チェコ共和国」(58.6%)との試合がトップとなった。


続いて、日本代表選手以外で印象に残った人物を教えてもらったところ、侍ジャパンの「栗山監督」が1位に。「選手選考、采配、信頼全て完璧だった」「個が強い選手を使った素晴らしい采配」と称賛の声が多数。



次いで、決勝戦の最終打席で大谷投手と対戦したアメリカ代表主将「マイク・トラウト選手」、3位は「ヌートバー選手の家族」で、“この選手にこの家族あり”と感じた人が多いよう。また、通訳の「水原一平氏」、応援タレントの「中居正広氏」、投手コーチの「吉井理人氏」など、様々な人たちの名前が上位にあがった。


WBC2023を多少なりとも視聴した人は1,000人中715人。WBCを終えての感想をうかがたったところ、「世界一に感動」(95.7%)、「栗山監督で良かった」(95.0%)が驚異の95%超え。また、「野球の面白さを再認識」(89.1%)、「家族・友人と盛り上がった」(85.5%)も9割近くに上り、回答者715人に占める非プロ野球ファンは309人(43.2%)だったが、WBC2023をきっかけにプロ野球やメジャーリーグへの関心が高まり、「次回大会のWBC2026が楽しみだ」(91.5%)という声も9割を超えた。



また、全調査対象者においても、「野球は日本の国民的スポーツだと思う」(82.4%)との立場が8割を超えたほか、「競技人口が増えてほしい」(74.1%)との意見も7割強という結果に。そのほか、「サッカーW杯のように全世界が注目する大会に発展してほしい」(78.6%)、「オリンピックの正式種目に復帰させてほしい」(71.2%)といった声が高まる一方で、野球の欠点として「試合時間の長さ」(61.0%)を6割強の人々が認識しつつも、今回のWBCで見られた「ワンポイントリリーフ禁止」といったルールの高校野球やプロ野球への導入については賛否両論になるなど、関心を持続させるためには課題も山積していることが伺える結果となった。(CHIGAKO)

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