谷繁氏、日ハム・清宮に「もうちょっと率を上げて」と注文。二塁打には「簡単なボールじゃない」

● 日本ハム　1 − 3　楽天 ○
＜3月30日　エスコンF＞

　日本ハムの清宮幸太郎が30日、本拠地・エスコンフィールド北海道で初安打を放った。

　日本ハム打線は4回まで楽天先発・田中将大の前に無安打に抑え込まれる。0−1の5回も先頭の4番・野村佑希が二ゴロに打ち取られた。続く清宮は初球のストレートをファウルにするも、2球目のインコースのストレートを右中間フェンス直撃の二塁打でチーム初安打を放った。

　30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本ハム−楽天戦』で解説を務めた谷繁元信氏は、「インサイドのストレートですけど、簡単なボールじゃないんですよ。1ストライクの後でしたから、田中も際どいところ投げようとしていますからね。際どいところだったんですけど、清宮がうまく右肘をたたみながら、芯に当てて打ちましたね。いいコースだったぶん、フェンスオーバーしなかった。もうちょっとだけ甘かったら間違いなくホームランになったと思いますね」と解説した。

　また、谷繁氏は今季の清宮に「30発は超えたいですよね。去年もかなり本塁打が増えたんですけど、もうちょっと率を上げていって欲しいですね」と注文を入れていた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）