<子どもと暮らせるのはあと何年?>うれしさと寂しさが入り交じる、わが子の巣立ち。叶うなら、ずっと一緒に暮らしたい?

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2023年03月31日 10:41  ママスタジアム

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出会いと別れが多くある、春。この時季になんとなく昔を思い出し、「あの頃は……」と懐かしさに浸りたくなる人もいるのではないでしょうか。とりわけわが子の思い出には、感傷が伴いがちです。
『わが子と一緒に暮らせるのって、せいぜい18〜22年間なんだね』
ママスタコミュニティで見つけた投稿です。どうやら投稿者さんも何かをきっかけに、ふと自分の子育てを振り返ったようです。

あんなに大変だった子育てが、今となっては懐かしい

『過ぎてみればあっという間だね。小さい頃は「早く大きくなって」、反抗期には「早く出て行け」なんて思ったけど、いざ本当に出ていくとなるとすべてが楽しかったなと思う。わが子の成長はうれしいけど、寂しさもあるね。ああ、もう一度小さくならないかな』
うれしくもあり寂しくもある、わが子の成長。投稿者さんのつぶやきに、共感するママも多くいました。
『「お母さんお母さん」とうるさいくらい頼られることも、もうない。毎日毎日「今日こんなことがあってね」と話してくることもない。巣立ちだね。寂しいね』
『投稿者さんの気持ち、本当によくわかる。独り立ちしたらうれしいけど、やっぱり寂しいね。小さい頃は楽しかったな。大きくなってもかわいかったな。反抗期は大変だったけど』
必死に育児していた頃はただ「大変」「つらい」でしかなかった出来事が、まさかこれほど懐かしい思い出に変わるとは! その渦中にいた頃は、想像さえしてなかったですよね。「子育てにバタバタしているうち、気がつけば高校生」というコメントもありました。出産してからママも子どもも同じ年数が経っているはずなのに、ママは以前とそう変わらないまま。一方子どもは赤ちゃんから幼児、児童、学生を経て社会人へと成長しています。
『もしもまた小さい頃に戻ったら、いっぱい抱っこして、一緒にニコニコしながらアンパンマンチョコ食べるわ』
わが子が好きだったあのキャラクター、あのアニメ。ふと目にした瞬間に、一気に当時の思い出がよみがえってくることもありそうです。わが子が小さな頃によく観ていた番組を偶然目にし、「ひとりでに涙が溢れていた。自分でもびっくり」とコメントしてくれたママも。思い出スイッチは、いたるところにありますね。

「いなくなって、せいせいした」?!クールな声も


しかし一方で、まったくそうした感傷がない様子のママたちもいました。
『あと2年で就職だから、早く出て行ってほしい。これからは自分の人生を謳歌したい』
『子どものためにお金も時間もかけたくない。早く自由になりたい。自分のために生きたい』
「出て行ってくれて、せいせいした」と、すでに独り立ちしたお子さんのいるママからのコメントも。この差は一体どこにあるのでしょう? さっぱりとした性格のママかもしれませんし、世のなかには一定数「自分は子育てには向いていない」と考えるママもいそうです。
『正直、(子どもと)話していても楽しくない。一緒に出かけると不快なことが多い。塾や学校に何千万円もかけたのに、勉強ができない子どもってなんだろう?』
このコメントをくれた方のお子さんは、いくつくらいでしょう? 反抗期のわが子にイラッとしたり悩んだりするママは少なくないもの。しかし、すでに反抗期を抜けている子に対してこのように感じてしまうのだとしたら、残念ですがよほどウマが合わないのかもしれません。親子にだって相性があるのは、仕方のないことですからね。

ただ、反抗期を抜ければ良好な関係性になる親子も多そうです。またこの先お子さんが独り立ちしたときに、親子関係が変わることもあり得ます。「家を出てから(子どもが)やさしくなったよ」というコメントもありました。距離を置くことで、これまでよりもよい関係が築ける親子もいるでしょう。

巣立ちは寂しいけれど、何十年も居座られるのも考えもの……


さらに、こんな指摘もありました。
『巣立ちは寂しいと思っていたけど、30歳までいられるのは困るな。大学くらいで出るのがベストなんだろうね』
『家にずっと住みつかれても、困らない? 最初は寂しいだろうけど、やっぱりちゃんと巣立ってくれたほうがいいな』
親の勝手な考えですが、たしかにそうなんですよね。ずっと一緒にいたいけれど、本当にずっと一緒にいられるのも困ってしまうかも。「うちの従兄弟たちは全員独身40代。そのうちふたりは実家暮らし」と教えてくれた方もいました。親御さんにしてみれば、「まったくうれしくないわけではないけれど……」といったところでしょうか。
『(子どもが巣立って)最初の3ヶ月くらいは寂しかったけど、もう慣れた。よく食べる男の子だったから食費もかかったし、たまに遊びに来るくらいがちょうどいいよ。夫とふたりでのんびり旅行したりおいしいものを食べたり、40代を楽しみたいと思うようになった』
わが子が巣立った後は、時間もお金もすべて自分のために使えるようになるママもいるでしょう。気持ちを切り替えて、また新たな人生に踏み出してみるのも悪くありませんよ!

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko

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このニュースに関するつぶやき

  • やはり可愛い我が子は側に置いておきたいと思うよ。でも子等がそれぞれ自分の人生を謳歌してるのを見てるのも、いいものだ。
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