ひとり暮らしの部屋探し「決定までの内覧数」約7割が"3部屋以下"と回答

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2023年03月31日 15:31  マイナビニュース

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FJネクストホールディングスは3月27日、第3回 ひとり暮らしの「引っ越し事情」アンケートの調査結果を発表した。調査は2月21日〜22日、首都圏在住で独身・ひとり暮らしの20代〜30代の男女400人を対象に行われた。


まず、部屋探しの際に物件情報は不動産情報サイト・不動産会社の実店舗のどちらで得るか聞いたところ、60.5%が「不動産情報サイトの閲覧と不動産会社の実店舗両方」と回答した。「不動産情報サイトのみ」という人も25.0%いた。



不動産情報サイトを閲覧している人は合わせて8割強となっている一方、「不動産会社の実店舗のみ」は14.5%にとどまった。


引っ越し先の部屋を決めるまでに、実際に何部屋を見るか聞いてみると、「3部屋」(31.8%)が最も多く、次いで「2部屋」(18.5%)、「1部屋」(18.3%)が続いた。平均値は2.83部屋となっている。



「4部屋」〜「11部屋以上」の合計については、女性が30.0%に対し男性では18.0%と男女で差が見られた。


次の部屋を決める際に重視するポイントについて聞いてみると、「家賃」(82.3%)が最多となり、次いで「部屋の広さ」(48.3%)、「駅からの距離」(41.0%)、「部屋の設備」(32.5%)が続いた。



男女別では、男性が「周囲の環境」(22.0%)の割合が高いのに対し、女性では「セキュリティ」(27.0%)の割合が高くなっている。



引っ越し作業はどうしたかについては、全体では「いずれも業者に依頼」が52.5%、「業者に依頼したこともあるし自分で行ったこともある」が23.5%、「いずれも自分で行った」が24.0%となった。

一度でも自力で引っ越しをした経験のある人は47.5%と半数近くとなり、女性でも42.5%にのぼっている。


引っ越し業者を選ぶ基準については、「価格」(82.9%)が他と大きく差を開けてトップとなった。以下「作業の丁寧さ」(38.2%)、「知名度、ブランド」(35.5%)、「作業スピード」(27.6%)、「スタッフの対応」(24.7%)が続いている。



男女で比較的大きく差が見られたのは「スタッフの対応」で、男性18.1%に対し女性では30.6%となっている。


引っ越し業者に支払う金額について聞いてみると、最も多かったのは「5万円」(23.7%)で、以下「3万円以下」(21.7%)、「4万円」(13.8%)、「6万円」(10.2%)が続いた。

合わせて約7割(69.4%)が6万円以下との結果となった。「0円」は11.8%となり、平均金額は全体で5万2,425円、男性は5万4,180円、女性は5万958円であった。



コロナ禍以降(2020年3月〜現在)に引っ越しをした人は、42.8%。引っ越しをした理由については、「もっとよい物件に住みたいと思った」(27.5%)、「転勤のため」(26.9%)、「単に部屋の契約更新のタイミングだった」(24.0%)が上位となっている。



一方で、「リモートワークに適した物件に住みたかった」「通勤の密を避けるため、勤務地に近いところに住みたかった」といったコロナ禍由来の理由で引っ越しをした人はともに4.7%にとどまった。



引っ越しをしなかった理由については、「必要がなかったから」が86.9%で最多となっている。


最後に、引っ越しを手伝ってほしい有名人について尋ねてみた。すると、「なかやまきんに君」(53票)が1位となった。2位は「武井壮」(8票)、3位は「春日俊彰」(7票)となっている。(フォルサ)

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