<ナチュラル地雷姑?>【後編】「母に悪気はない」とかばう婚約者。違和感に向き合った結果なんと……

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2023年03月31日 21:30  ママスタジアム

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前回からの続き。婚約者のお母さんにはじめて会ったとき、モヤモヤが残るような言葉を言われてしまった投稿者さん。自身の結婚に一抹の不安を覚えますが、もしかしたら考えすぎなのかもしれない……とも思い、ママスタコミュニティに投稿を寄せてくれました。それを受けたママたちは一斉に投稿者さんの結婚に待ったをかけます。「嫌な予感は当たっていると思う」「悪気がないという言葉の使い方が間違っている」など、婚約者である彼とお母さんの言葉から読み取れる未来予想図をコメントしてくれるママたち。それを受けた投稿者さんは、いったいどんな決断を下すのでしょうか?

婚約者のお母さんの発言は良くない。けれど一番の問題は?


『そういう嫌味なババアは、まぁ一定数いるだろうなと思う。ただ男が母親の言動を客観的に判断できない、彼女の味方になってくれないことが一番の問題』
『結局さぁ、義母がどんな人かより旦那が自分の味方になってくれるかどうかだと思うよ』
『義母が無神経でも、夫が義母の無神経発言に怒ってくれるまともな人なら何とかなると思う。頑張って見極めてね』
ママたちは自身の経験から、彼のお母さんに関してはもう「仕方がない」と思った方がいいとアドバイスをくれます。それよりも問題なのは、彼が投稿者さんよりもお母さんの肩をもつことです。投稿者さんが「嫌だ」と思ったことに対して「気にするな」程度で収めようとしてしまう……。ママスタコミュニティでもよく見かける旦那さんたちの姿ではないでしょうか。

実録!妻よりも母の肩をもつ男たち

『うちの旦那も同じようなもの。妻をかばいもしない、味方にもならない。だから私は義母とは縁切った』
『私も婚約中、投稿者さんと同じようなことでモヤモヤして、彼氏に「悪気ないから」って言われたよ。結婚して9年。旦那は私の味方してくれないし、義母はモヤモヤする言動バンバン。初めてモヤモヤしたあのときに結婚せず、別れていれば良かったと何度も何度も思ってる。好きだけじゃだめなんだって思った』
実際に、投稿者さんと同じように結婚前から「アレ?」と思う出来事があったママたち。そのまま結婚してしまった今、あのときの違和感に向き合わなかったことを後悔しているようです。結婚には「相手のことが好き」という気持ちだけではなかなか乗り越えられない現実があるということを、切実に伝えてくれます。
『でもさ、すぐに別れを選ぶのは違うような。これが不愉快なら直接彼にまず言うべきだよ。その先が大切じゃないかな? 結婚したら嫌なことや合わないことなんてたくさんあるんだし、一緒に話し合い乗り越えてくれる相手じゃないとさ』
自分よりもお母さんをかばう婚約者さんにすぐに見切りをつけるという考え方も、また違うのでは? というコメントもありました。完璧な結婚相手なんていないでしょう。自分が何が嫌だったのか、これからどうして欲しいのか。互いの気持ちを話し合って、妥協点を見つけていくことが「結婚生活」です。せっかく「結婚したい」と思える相手と出会えたのです。まずは投稿者さんが、彼にこれからどうして欲しいのかをしっかり伝えるところからはじめるのが良いのかもしれませんね。

彼と話し合った投稿者さん。そして結末は……?



年が明けて1月半ば、投稿者さんから報告がありました。
『正月に彼家族と会う機会があったので、事前に「この先を円満にするために言うべきことは言ってね」と釘を刺しておいたんです』
投稿者さんはママスタコミュニティのアドバイスを受けて、彼に「お母さんの不快発言は、その場で注意するようにしてね」とお願いをしました。その結果……
『結果ダメで、最終的に別れました』
なんと、婚約が破談になってしまいました。彼がお母さんに物申すことはなく、なんでも言うことを受けている姿に投稿者さんは引いてしまったのだそう。言っても直してくれないのであれば、仕方ありませんよね……。最後に投稿者さんは、
『皆さんに相談しなかったら「まぁこんなものなのかな」と思って、死ぬほど後悔していたのかもしれません。いろいろ教えてもらいありがとうございました』
と、コミュニティを締めくくりました。一番最初の違和感にしっかりと向き合った結果、後悔のない選択ができて良かったですね! 相談を受けたママたちも、ホッと胸をなでおろしたことでしょう。
『真の敵は義親ではなく旦那であることは、よくあることだぞ。「お袋に悪気は無い」……これは”妻の味方になることはない男達”の教科書にでも載ってるんですか? ってくらいのセリフだから覚えておくように』
「真の敵は旦那」とは、首がもげそうなほど頷ける言葉ですね。 「姑」は自分で選ぶことはできないし、「姑」の性格を変えることは難しい。しかし「旦那」は自分で選ぶことができるし、互いに話し合って歩み寄っていきたい相手ですよね。他人である姑に振り回されるのではなく、家族である旦那さんとちゃんと向き合うことができれば、お姑さんがどんな人であれ乗り越えていけるのが「結婚生活」なのではないでしょうか。どうか投稿者さんの未来が明るいものでありますように、心から祈っています!

文・渡辺多絵 編集・千永美 イラスト・むらみ

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