● 巨人 3 − 6 中日 ○
<1回戦・東京ドーム>
31日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人−中日戦』で解説を務めた江本孟紀氏が、中日・立浪和義監督の100球を超えた先発・小笠原慎之介の続投、そして小笠原の投球を絶賛した。
中日の開幕投手・小笠原は6回を投げ終えた時点で球数は107球。2−1のまま7回裏を迎え、“勝利の方程式”を投入して逃げ切ってもいい場面だが、立浪監督は小笠原を続投させる。
江本氏は「この辺りは立浪監督の姿勢ですよ。最近流行りの100球以内で代えるみたいな隠れることはしない。ピッチャーの本質を知っていますよ。最近は球数になって、野球は9回なのでイニングで勝負する。球数でやったんじゃ勝てませんよ」と立浪監督采配を絶賛。
その小笠原は7回先頭のブリンソンを中飛、続く大城卓三を中飛、代打・松田宣浩を三ゴロに打ち取った。小笠原は7回を投げ終え、球数は120球となったが、8回もマウンドへ。小笠原は二死一、二塁で4回にソロ本塁打を浴びた中田翔にこの日投じた145球目をライト線に運ばれ逆転の2点適時三塁打を許し、ここで降板となった。
江本氏は小笠原の投球に「立派です。立派、3点でしょう。8回3失点はピッチャーの責任じゃない。基本的に」と絶賛し、「すぐに代えるべきだという人もいるんですけど、そんな言葉は無視すればいい」と自論を展開した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)