タモリ (C)ORICON NewS inc. テレビ朝日系『タモリ倶楽部』(深0:20)が、3月31日深夜の放送をもって、およそ40年半にわたって放送してきた“流浪の番組”が終幕した。放送中から、SNS上ではさまざまな感想が飛び交い、終了直後から“ロス”の声が相次いだ。
【写真】『タモリ倶楽部』で29年ぶりに共演したタモリ&松任谷由実 この日は「巷の皆さん間違ってますよ!タモリ流レシピを訂正しよう」と題して、田中裕二(爆笑問題)、劇団ひとり、市川紗椰がゲスト出演。「タモリさんが、さまざまな機会に披露し好評を得た料理の数々…しかし、最近の様々なレシピサイトを覗いて見ると、タモリさんの考えたレシピが掲載されているのですが、一つ問題があるのです。それは、本来のレシピと微妙に変わっていると言うか、ハッキリ言うと、間違っているものが多いのです。これは由々しき事態です。この機会に正しいレシピに訂正しておきましょう!」という内容だった。
冒頭から、いつもと同じトーンで番組がスタート。視聴者からは、SNS上で「この日が来てしまった」「最終回が始まってしまった」「とても最終回とは思えない」「通常運転、これでこそ」などといった感想が飛び交った。その後も、いつも通りの雰囲気で番組が進行していき「この感じがいい」「いつも通りだ」などの言葉が飛び交った。
予定では3品作るはずだったが、収録が盛り上がり、2品に。タモリは「タモリ倶楽部、全部収録を大爆笑のうちに終了」と笑いながら「予定としては、ここでホロリとするようなあいさつが入るんですが、台無し(笑)。40年間、本当にありがとうございました。みなさま方の支持のおかげで、ここまでくることができました。感謝しています。お疲れ様でした」とあいさつした。
SNS上では「タモリ倶楽部」がトレンド入りを果たし、番組内で紹介された「ピーマンの醤油煮」もトレンドに。放送後には「あっさりと終わっちゃった。これこそ『タモリ倶楽部』」「今までありがとうございました」「さみしくなる」「ついに終わってしまった」「さみしいなぁ」などといった感想が相次いでいる。
4月からの後番組では『出川一茂ホラン☆フシギの会』が放送される。